　今日は少し毛色を変えて、私が世界関連の書籍を読む時、世界史の勉強をする時にお世話になっている一冊を紹介します。

『世界史年表・地図』

著者　亀井高孝, 三上次男, 林健太郎, 堀米庸三

　本書は紀元前から現代までの、主要地域を中心とした歴史年表並びに関連地図をまとめた一冊です。

　世界史を広く見て、ローマで皇帝が統治していた時代中国では何が起こっていたのか。この戦争による影響や事件はどの国にどのような影響を与えたのか。年表中の出来事は地図上のどこで起こったのか。といったことを見ることができる優れ物。更に言語によって変わる名前(ヘンリもアンリも同一人物)の対照表や、主要な王族の家系図、文化史年表といった付録に加え、議論がある箇所については最後に解説を入れてくれるなど凄まじいまでの親切設計。

　感動度は★★★★★！　そんなに高くないので、一家に一冊如何でしょう？