薬草取りにレッツゴー!
薬草を採取しに森に向かって行きながら、どんな森かを聞きながら進む。
「とっても、安全な森だから奥まで行かないと薬草ないんだけど、僕がとっておきの場所知ってるよ」
ふーんと、聞き流しながら なら1人でも行けるじゃんとひねくれたこと考えてると、ふと疑問が出てきた。
「そういえば、鍛冶職人は何で、サイクロプ
スなんだ。ファンタジーは、ドワーフなんじゃないの?」
ここは、任せろとノーモが答えてくる。
「昔、人間と戦争になった時に領地の境界線の山が、ドワーフの土地だったんだ。そこで、人間につくか、魔族につくかで論争になって結局人間についたんだ。相当いい条件で行ったのに[人間至上主義]だから結局1部を除いて、こき使われてるらしいよ!こちら側に残ったドワーフは、ダークドワーフと言われて、女王様に山を貰って過ごしてるらしい。でも、サイクロプスのみんなも、独自の技持っているから、好みだよね!どっちの職人が好きかわ。ちなみに、サイクロプスは、自然の素材 革とか牙などが得意 ドワーフは、鉱物系かなぁ。残念な事にあの都市には、いないんだよね。ドワーフ」
そっかぁ、鉱山都市なのにね。昔何かあったのかな?
「じゃぁ、鉱物の加工は誰がしてるんだよ」
「ノームだよ、でも力が弱いから、武器は人気がないね。ちなみに穴掘ってるのも、ノームだよ!魔法が得意だからね!」
「なるほど、なんだかドワーフいらないね」
「コーイチそんなこと言ったら!めっ!」
めっ!いただきました!ごちそうさまです。
「うん、悪かった ごめんね」
「わかればよろしい」
身長抜かれた俺は、頭なでなでされる・・・
これはこれで•••いい!
「おっと!何かいるよ」
そこには大きな狼が居た、大きさでいえばライオンよりも大きい。
「どうするの?」
「こちらに、危害を加えて来ないならそのままにしておくよ。可愛いし」
「でも、あちらさんそんな気は無いみたい」
ブルブル震えるノーモは、とても怯えている。
牙を剥いて近づいてくる狼は、尻尾を巻いて逃げ出した。
後ろを見たら・・・ミィが、赤い眼で狼を見ていた。
「コーイチが、争いたく無いと言ったから」
なんていい子なの!ミィをグイッと抱きしめた。
「とっても嬉しいよ、ありがとう」
ミィも、嬉しそうにギュッとしてくる。
「あのぉ イチャイチャするのも、いいけど時間考えて」
ほっぺを、ぷくっとして怒る。ノーモは何故か、可愛かったです。
ズンズンと進んで道なき道を進む。
「ほら!あの洞窟だよ」
うー怪しさ満点だな
「あの中行かないといけないのか?」
「うん」
「どうしても?」
「普通の場所に群生してる訳ないじゃ無い あの中なら、たっくさんあるよ 穴場なんだから」
ミィにしか聞こえない声で
『何かあっては、いけないから最大級の警戒で進もう』
『うんわかった!私を、守ってね!」
俺より強そうだけど・・・
『君を、護るよ』
松明に、火をつけて入るのだった。
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