キャンプ2(ぽこちゃん無双)
ぽこちゃんがグルっとテントをまわり・・・
「30人は居るよ、なんでこんなに襲われるのかな?何か隠してるのかな 襲われる理由、教えてくれると嬉しいな」
下を見て、またぼそぼそと話しだす。
「実は、近くの領主の息子と婚約申し込まれたんですが・・・べたべた触ってくるから・・・つい手が出てしまい金的を・・・だって気持ち悪かったんだもん、たるんだ腹、脂ぎった鼻、臭い息まぁ見た目は、我慢できるけど頭が悪すぎて話にならないんですぅ」
「わかる!!シエル貴族だから、我慢できるけど、生理的に無理はあるよね!」
「そうなの、今まで教育されてきたからある程度我慢できるのでも、あれは無理なの!!」
「大丈夫!僕が守るよ 主にも頼まれたしね、敵はマーキングしたからね 騎士さんたちが抑えてるから、一気にいくよ!!え~~~~い」
パンパンパンパン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!
風船が破裂するような音が聞こえてくる!なんだろう?ミィとシエルが首をかしげて、テントから出ると周りが赤く染まってる。
そこには、頭のないフルプレートや山賊風の男が倒れてる。みんなポカーンと口が開いてる。シエルも、ポカンとあんぐりと、だらしなく開く。
「やってやったぜ!!みんな守ってやったぜ!!ぼくすごい?」
みんなが、静まり返ったなか、うんうんと頷いている。
「あれ?ぼくやっちゃいました?」
「ぽこちゃん、みんな知らないっていうか、実力はある程度知ってるから良いけどほかの人はね?ね?」
シエルが、頬を染めてポコに駆け寄る。
「すごいですわ~~、私の旦那様になってくださいませ!!!!」
「うん無理」
即答で、フラれてたw
「しゅ~ん ですの (´;ω;`)」
騎士長が、負傷者の確認を行っていた。
「助けていただきありがとうございます、どんな魔法使ったんですかポコ殿」
「う~ん、えい!て、やっただけだよ」
「詠唱は、使わないんですか?魔族ならそこ迄要らないんですが、ぽこ殿はその何か違うような」
「うん、わかんない」
「ぽこちゃんは、天然だからね、しかも自己流だからね、わからなくて仕方ないよ!でも汚いな~」
「エイ!(クリーン)」
血みどろが、消えていく・・・・あれ?フルプレートが消えていく。
ポコが悪い顔している。あっ盗ったなw
「よしこれで、また寝れるね!さぁさぁ、みんなねてね、見張りは僕が、やるからね お休み~」
そのあとは、また死体をまとめて、燃やしました。腐ると疫病の元だもんね。
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