キャンプ!ミィとシエルの女子会

 田中君は夜のため、地球にある日本に帰っている。実際24時間勤務みたいらしい、本人曰く、なったものは仕方ない少しでも利が出ることを考えてるらしい。

 日本産の、テントと日本の本とライトを用意し、地面が固いからとアウトドア用品のマットを敷いてポコに文字を習いながら読んでいた。しばらくすると声がかかった。


「もしもし、もう寝ましたか?」

 シエルだ、こんな夜分にどうしたんだろう。


「ううん、まだ寝てないよ、どうぞ」

 ジッパーを開けて、招き入れる  薄着のシエルは程よい胸にベールを外した頭には、小さな角そして、すごくかわいらしい長耳モフモフがあった。


「なに、このジジジジジいってるの初めて見たわ、不思議ね どこに、売ってあるのかしら?」

「多分、どこにも売ってないわ これは、おにーちゃんの持参してきたものなの」

「しかも、このふわふわしたの何?どこじゃら持ってきたの、昼持ってなかったわよね あれ、あの方はどちらにいらっしゃるの?」

 すこし、ミィは考えて・・・


「ちょっと、猟に行ってます、なんか{珍しい動物居そうだから!!ヒャッハー!}

 と言って、やりかざして走っていきました」


「変わった人ね、ちょうどいいわ、ミィとお話ししたかったの、ねぇ彼とはどうなの?何処まで逝ったの?」

 あれなんか最後違うような。

「実は、まだ全く進んでないの、何をしても効果なくていつも、いいところまで行くんだけどぉ・・正気に、いやヘタレになるの」


「えっ正気?ここは、聞かなかったことにするわ、でもどこが好きになったの?」


「その前に聞きたいけどシエルは、おにーちゃんをどう思う?」

「う~ん、何にも私とは人種違いますし、いえ馬鹿にしてるわけないのですが基準が違うので・・」


「そっか、ならいいんだけどね」

 そっとコークをわたす。

「ぶほぉぉぉ」

 ゴホゴホ!!

「なんですの?このシュワシュワするの、毒の耐性あるから心配はしてないのですが、なんですのこの甘いのみものは、好みです」

 下をふきふきしながら 

「でしょ!私もびっくりしたわ でもあまり飲みすぎたら太るらしいわ気を付けようね」

 クッキーもだし、ひと悶着あったが以下省略


「どこに、惚れたのかしら、ミィも種族が違うじゃない」

「うんとね、最初は、それほどでもなかったの、肌色は黄色い?白い?感じで、特徴もないし、でもパパと一緒に仕事することになって実は農業がうまくいってなくてギリギリだったの、人間の野菜持ち込んだのが原因だったのだけど、ここは企業秘密ね、そしたら、徐徐に興味が出てきて、私にプレゼントくれたの、それがとても嬉しかったの、見てこれよ」

「へぇ!これね・・・見たことない素材ね」

 さすが、鉱山都市の令嬢気になるみたいだ。


「それに、なんか不思議なオーラ?フェロモン?何か誘われるの」

「そういえば、馬車の中でも何かしたでしょ?わたし、なんとなくわかるの」


「私実は、魔眼持ってるの、魅了の今までソレで落ちなかった、男子はいないのに おにーちゃんにあまり効かなくて、耐性でもあるのかしら?」

「でも、魔眼使っても、本当にいいの?それじゃ本当の恋とかじゃないの」


「最初は、魔眼使えばいいかなと思ったけど私も思い返してるの、でも少し魅力的な人出てきたら、つい使っちゃうの・・・」


「うん、それでいいと思うわ!応援してるわ」



「ねぇ、なんか囲まれたみたいだけど」

 ぽこが、ポツリとつぶやいた。


「お嬢様敵襲です!!!」

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