姫乃 小鳥(ひめの ことり)

姫乃ひめの 小鳥ことり


 人間兵器アテンダーを開発した最初の学者、姫乃博士の娘。東京軍総司令である茉理隼人(本名:姫乃隼人)の妹。

 内戦前に殺された姫乃博士の意思を継ぎ、[東京の街をぶっ潰す計画]及び[人間兵器アテンダー女体化計画]を遂行しようとする。

 医学と科学に関しての技術は高いが、兄に似てネーミングセンスがダサい。


 幼い頃に母を亡くしたが、父が死者蘇生の研究をしていることを知り、母が生き返ることを夢見て父の研究を支持していた。

 父の死因は東京奇襲だと思っていたが実際は異邦国侵略及び東京内戦を企てていた上層部に追い込まれる形での自殺であった。真実を隠していた兄、姫乃(茉理)隼人を信じれなくなり、死んだと見せかけて東京の街を離れる。

 その後は海辺の港街にある丘の上病院で匿われ、人造人間兵器アーティフィシャルアテンダー開発に取り組んでいた。


 死者蘇生が不可能なことに早い段階で気付いていたが、父のプライドや理念を壊したくないと躍起になり研究を重ね、東京上層部への恨みを募らせる。

 朝季と冬那が海辺の港街に来た際、「兄に居場所がバレたのでは?」と焦り、戦闘を仕掛ける機会を窺っていた。


 第二部では自ら積極的に東京軍を挑発し、戦闘をしたいというよりは自分達を認識してほしいというような態度をとっている。

 兄に対して冷ややかに接するが本音は大好きで重度のブラコンである。

 東京軍と和解後も海辺の港街にNCCFの拠点を置き医学と人体の勉強を続けるが、かなりの頻度で上京して茉理や八部隊の人間兵器アテンダー達に絡んだり助言したりしている。


 第三部、世界大戦では大勢の人の声を同時に聞けるという能力を活かし、EMP(戦場医療班)の管制を行った。

 誰も死なせたくないという想いから自ら戦場に赴き、「ブラックタグ全員私のところへつれて来い!誰も死なせない!」と最前線で重傷者の治療を行った。

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