神谷 景子(かみや けいこ)
朝季の幼馴染み的存在の
田舎にいた頃に母が死去、父は蒸発して実兄である神谷恭吾の扶養で生活する。冤罪を課せられ、東京送りになる。東京入りしてから訓練校に入所したが、その生活が嫌で逃亡したところ朝季に拾われ、特別待遇で白河義兄弟の側で暮らす事になった。
夕季が景子を家族枠に入れなかったのは恭吾という実兄がいたから。
東京の街の真実は二年前、夕季が命を落とした日から知っていた。その日から口を閉ざし、余計なことは言わないようにして生きてきた。朝季の出生もその時に聞いており、彼が殺されないなら他はどうなってもいいと傍観者を決め込んでいた。
しかし夕季の中央突破に関して反対しなかったこと、朝季に伝えなかったことをずっと後悔しており、「自分で考えて判断する」ことの大切さと、「何も考えてはいけない東京の街」に挟まれ、どうすれば良いかわからなくなっていた。
世界戦争開始前、「白河朝季を差し出せ」という異邦軍の交渉に乗ろうとする朝季を見送ろうとしたが、「自分で考えて判断」を優先決行し、自らマイクを取って朝季差し出しを拒否した。
八部隊五編成では七番部隊隊長を務めるが、やる気がなく報連相は全て副長の一樹が行っていた。遠隔戦に適した武器を生成する為、世界戦争は軽症で済んだ。終戦後は恭吾と共に暮らす。
八部隊五編制では七番(気物)部隊隊長。
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