踏んだり蹴ったりの語源は? 〜メイン5人+八部隊〜

台本形式。


* * *


○EMP師弟コンビ○

修二→凪


修二「なぁ、踏んだり蹴ったりって言葉知ってる?」

凪「知ってますけど……」

修二「あれ、何を踏み蹴ってるかわかるか?」

凪「何って……なに」

修二「ナニか、エロ」

凪「くないです、普通の言葉です」

修二「で、答えは?」

凪「…………」

修二「言葉にできないか。よし、俺がお前の想いを代弁してやろう、×ん×!」

凪「ちょ、最低!最低ですよ!」



○主人公二人○

凪→朝季


凪「朝季、踏んだり蹴ったりって言葉知ってる?」

朝季「知ってるけど……」

凪「あれって、何を踏んだり蹴ったりしてるんだと思う? 違うよね?」

朝季「え? なに? 何を踏んだり蹴ったり? 違うってなにが?」

凪「……ごめん、なんでもない」←恥ずかしくなった。



○戦闘と医療のツートップ○

朝季→修二


朝季「踏んだり蹴ったりって言葉さ、何を踏んだり蹴ったりしてるんだと思う?」

修二「あれなー、語源はっきりしてねーんだよ。踏んだり蹴ったりしてやるって加害者側の言葉だとも言われてるし逆だという説もある」

↑知ってる。その上で凪に聞いた。初弟子は思ったより可愛かった。



○その後もろもろ○


修二「その話さー、凪から聞いたろ? 馬鹿だよなーあいつ、ウケ……待て、景子。その白銃を納めろ」

景子「言い残すことはそれだけですか?」

修二「誤解なんだ……」

景子「凪を揶揄ったことが? それとも馬鹿呼ばわりしたことが?」

修二「両方! なぁ、朝季、なんとか言って……」

朝季「いま実際、リアルタイムで、凪のこと馬鹿って言ってたよな?」

景子「八分の一の確率です」

修二「硫化水素が?」

景子「だから逆です、石けんの香りが八分の一」

修二「前より確率上がった、弾数増えたな! おめでとう! ……ごめんなさい」



○もろもろ後日○


たすく「朝季と景子が凪に甘いの知ってんだろ? やるならバレねーよーにやれよ」

修二「なるほど、バレないようにか」

たすく「……(やべ、いらん知恵与えたかも)」



○さらに後日○


凪「たすく君、聞いて。修二先輩がね……」

たすく「……(くっそー、どうしておれが相談窓口なんだよ……!)」←負い目があるので突き放せない。



○さらにさらに○


弥市「たすくさん、凪ちゃんと二人で話してたでしょー?なにしてたんですか?(ケラケラw)」

たすく「弥市!てめぇぇぇ!」

弥市「えっ、ちょ……なんで?なんで怒ってるんですか?ひぃゃぁああ!」

たすく「気持ちわりー声出してんじゃねーよ!」

弥市「追いかけてこないで、たすくさん足速っ!ていうかなんで!」

たすく「うるっせーよ!ストレス溜まってんだよ!」



○山手線内側の人たち○


基「馬鹿量産所だよね、八部隊五編制って」

愛理「あんた、そこの五番部隊隊長よね?」

基「君はそこで走り回ってる六番部隊隊長の腰巾着だよね?」

愛理「あそこで気持ち悪い声出しながら走り回ってるの、あんたのとこの副長よね?」

颯汰「大量生産ですね!」←七番部隊副長

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る