第18話 カクヨムが頓服

 今週、私は、2回頓服を使った。


 主治医の診察のあった日と、カウンセリングのあった日。


 どちらも、ぐるぐる思考に陥りそうな気がしたので、早めの頓服を飲んだ。


 頓服を飲んだのは何か月ぶりだ。


 気が付いたら、飲まなくなっていた。「私のうつ病日記」を書くようになってから、ぐるぐる思考が減った。ぐるぐる思考の穴に落ちそうになるとその前に気付けた。


 書くことが頓服の代わりになっていた。


 毎日、自分の状態を書くことで、自分を客観的に見れるようになった。マイナスの感情が襲ってきても、そのことに気付いて、受け止めることができた。


 自分の状態を書いて、それを読んでくれる人がいる。孤独感も癒された。誰かに話して聞いてもらったような気分になれた。


 カクヨムが頓服の役目を果たしてくれた。


 これからも、そうなってくれると思う。


 読んでいただきありがとうございました。


 

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