第7話 カクヨム的生活

 朝起きると、まずはパソコンの電源ボタンを押して、立ち上げて、カクヨムのホーム画面を呼び出す。夜寝ている間に、どれくらい反応があったか見るためだ。


 たくさん反応があった時は嬉しい。とりあえず、見るだけにとどめて、他の用事をする。


 朝の用事が終わったら、パソコンに向かう。早速、何か書く。近くのドーナツショップに行ってコーヒーを飲みながら書く時もある。


 すらすらと書ける時もあれば、なかなか書けない時もある。なかなか書けない時は他の人の作品を読んだりする。


 小説を書けない私は、書くとすれば、エッセイ、ノンフィクション、創作論、評論などだ。


 だから、ネタがない時はとても苦しむ。何とかネタを自分の中から引きずり出して、それに塩コショウ、その他味付けをして、何とか読めるものにして、作品にして、公開する。


 その後はドキドキしながら反応を待つ。1人でもPVがついたら嬉しくて、快感を覚える。これが、2人、3人増えたら、もう何とも言えない幸福感に襲われる。


 今、私は無職だからたくさん時間がある。だから、たくさん書く。そして、反応を待つ。何度もパソコンを立ち上げて、反応を確認する。PVやハートや★が増えていたりしたら、嬉しくてたまらない。いいようのない喜びである。


 あまり受けのよくない作品は、題名を変えてみたり、内容を訂正したり工夫して様子を見る。少しでも反応が良くなると、これまた嬉しい。


 書く、反応を見る、書く、反応を見る、この繰り返しだ。


 私の毎日はこうして過ぎてゆく。


 読んでいただきありがとうございました。

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