第5話 王国

すぐに、紫音の元に行った、知りたい事があった

からだ。


紫音の言っていた、天草四郎が、僕の過去を取り戻してくれる人かもしれない。


確かに、僕も父に天草四郎を聞いたが、学校には

いないと言われた。


紫音が調べてる物が同じならとパーティーに入ったが、肝心の紫音がいなかった。


闘技場の入り口にいれば会えると思っていたら

秋月が来た。


この秋月と言うのに聞いても、紫音の場所を知らないと言うし、天草四郎も知らないと言う。



唯一期待していた、闘技場の願いが叶わないのが

ショックだった。


もしかしたらと思っていたが、やはり無理だったか

と思っていたら、紫音が戻ってきた


紫音[あなたも、天草四郎を探してるって、願いも

叶わなかったから、もういないって事でしょ]


陽太[君は一つ見落としいる、まだ願いを叶えてないよ、会えないって事は、学校にはいないって事だろう、どこにいるかを教えてもらうのは出来るじゃないか]


紫音[あなたまだ、いると思っているの……

まぁ、仕方ないから聞いてみるわ]


  理事長室



司会[また来たのですかあなたは、願いは叶えたでしょう]


紫音[まだ願いは叶ってないわ]


司会[叶えたじゃないですか、学校やめた事]


紫音[叶ってないわ、私はやめたかったのにあなたが

無理やりパーティーメンバーにして学校に戻したじゃないの]


司会[そう言われると困りますね、わかりました

あなたの願いを一つ叶います]


紫音[天草四郎の今いる居場所を教えてください]


司会[居場所はどこで何をしているかは、わかりませんが、学校にいる事は事実です]


僕達は居場所が聞けたので、足早に理事長室を出た。司会者あの雰囲気がどうしても好きになれなかった。


やっぱりあの噂は本当だったのだろうか?


紫音はイメージ通り、少し不満げだったが、居場所が学校だったと知って、まだ良かった。


[じゃあ...あなた、当てはあるの、どうやって探すの?]


僕は一人だけ、当てがあった、普通の家の子供

だったら、会えない人だが今の僕は金持ちだ、

裏をまわせば、会いに行ける相手だ。


僕は、手下を1人校舎前に呼び、王様に会いに行く事にした


[武蔵丸、王様に会う準備を頼む、1時間後には出たい]


武蔵丸[しかし、陽太様でも、王様に会う事は難しい

のではないですか?]



王様にこれを見せて見ろ、僕はポケットから小判を出した。


武蔵丸[これは、小判ですね、わかりました渡しておきます]


王様の宝好きは、知っていた。

見せれば、会える可能性は高くなる。


王様は昔、冒険者として、発掘、格闘で王にまで

登りつめた人だ。















  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る