第4話 闘技場編2
僕は闘技場の貴賓室で、バトルを見ることにした。
一位は先天性の才能としては珍しい、攻撃に特化したギフトみたいだ。代々忍者の家系らしい。
二位は、万能型と言われるギフト、武士の子孫らしい。
戦いが始まる。
司会[一位と二位の決勝戦が始まりました、
勝った者には、理事長が学園内で出来る願いを叶え
られるかもしれない。必死に頑張ってください]
司会[一位の紫音選手から攻めます、さすが闇魔法
の使い手、闇鎧を身にまとい、得意の騎士道で相手を挑発します。]
司会[しかし、二位の秋月選手、全く動じておりません、むしろ寝ているような気がします]
司会[紫音選手、攻めてこない秋月選手に痺れを切らせ、ダークファイアを放ちます。しかし秋月選手余裕の表情でこれをかわす、またかわす。
10分後〜
司会[かわし続ける秋月選手それを攻撃する紫音選手
まだまだ続きます。]
20分後〜
司会[おっと!時間切れです。これは、理事長の判断を仰ぎましょう。]
理事長[……OK]
司会[OK…?多分、両者引き分けですね、おっと
勝者にはメダルと願いを一つ叶えます。
理事長がですけどね]
司会[元一位の紫音選手、願いをどうぞ]
紫音[あ、あ、やっと喋れたわ、まずもう一回戦う、あと天草四郎に会いたい]
司会[戦うのは、すぐには無理そうですね、あと
天草四郎は、昔の人ですよ、今の時代にいるわけがない]
紫音[この学校に天草四郎がいると聞いたから、
私は、この学校に来たのに……
いないなら、この学校やめるわ]
司会[なんと紫音選手、学校を辞めてしまいました
理事長辞めても大丈夫でしょうか?]
理事長[……OK]
司会[OK出ました!次は秋月選手です、願いはなんでしょう]
秋月[パーティーを組みたい、そこの紫音と…
あと1人学校で一番強いやつ]
司会[おっと、辞めた紫音選手とあと一人、パーティーメンバー募集ですね。
紫音選手学校やめましたが、再入学大丈夫ですかね]
理事長[……OK]
司会[理事長からOK出ました、緩いですねこの学校
あと一人は誰ですかね?]
僕は手を上げた
司会[じゃあ、そこのあなたお願いします、
以上で、闘技場決勝、終了!]
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