パスワードにまさかの文字数制限があったとは有り難いですね。そして英語という発想は私にはなかったですね(笑)
生まれたばかり(ってほどでもないですかね)のトラに日本語以外のパスワードを設定するのは酷なので外国語ではないと思っていました。でもまさかトラの方が英語かもという結論にたどり着くとは思わなかったですね!
まあ、その思いついたパスワードでも違ったわけですが・・・
パスワードは舌足らずの言葉だったんですね。この発想はなかったですね・・・トラも1人だったら気づけずデータ削除の可能性もあったんじゃないかと一安心ですね。
トラに名最後のメッセージを託すことができてよかったですね。
また日記には心春は最後まで自身の恐怖を書いていませんでしたね。よくある展開だと死にたくないとか消えたくないとか書いていそうですよね。心の中ではそう思っていたかもしれませんがトラにその気持ちを伝えるべきではないという思いからだったのかもしれませんね。
作者からの返信
Euphoriaさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
パスワードには六文字制限がありましたし、心春としてもトラに見て欲しい思いがあったので優しめに設定しています。
と言っても二回間違えたら消える仕様は本当だったりするので、お母さんがいて助かりました。
パスワードまで舌足らずにする変なこだわりも、自分の息子だとしったお母さんには何となく分かってしまうようです。
日記の内容は本当に淡々と、日々の出来事と自分の体の具合を書き綴っています。ここはおっしゃる通り、トラに対して伝えるべき気持ちではないと判断したからだと思います。
「梅咲虎雄として生きろ」と言っておきながら「消えたくない」とか書けないでしょうから。
心春の本当の気持ちがこの日記にはないことにお母さんは気が付いたようで、心春が本当の想いを抱え込んだまま眠ってしまったのではないかと心配しています。
次回からは心春の気持ちを探しに行きます。
お母さんの言うようにすごく怖かったと思うのに、その恐怖についてはなるべく書かないようにしているように見えます。強い子だな、本当に……
これだって自分が生きた証に、って言いながら、トラのためを思って残しているように感じられます。パスワードの隠し方だって、トラが色んな人に触れ合えるようにだし……どこまで人が好いんだ……
本当に素敵なんですけど、でも、どこか痛々しさも感じてしまう……頑張り過ぎていて。恐怖とどう戦っていたんだろう。自分の中で全部押し込めようとしていたように感じてしまうというか……
一人で抱え込んじゃうなんて駄目ですよ! だから早く帰ってきてちょっと怒らせてー! という気持ちです。
作者からの返信
Ifさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
淡々と書き綴る日記。時々心春の気持ちが入る箇所だけを抜粋してお送りしました。
トラのために色々な人に会いに行くことで、いずれ自分の足取りを追ってくれればトラも多くの人と話すきっかけになるのではないかと考えての行動です。
そんな行動を素敵と言うよりも怒ってくれたのが嬉しいです。ちょっと頑張り過ぎなんですよね。
次回と次々回に心春の姿をちょっぴりお送りできればと思っています。
お母さんとトラとの会話は、読んでいて物凄く緊張してしまいました。
トラと一緒で、お母さんがこのことに対して何を言うのか怖かったです。
大丈夫かなあと不安にもなりましたが、心春の日記を二人で読んでいる姿を見て、「そうだこの二人は、心春の事を本当に大切だと思っている二人なんだ」と改めて思い。
そしてそんな二人を、心春もとても大切にしていた。
この強い思いが引き合うある限り、大丈夫だと感じました。
ここから本当の二人の関係が、築かれて行くのだなと思いました。
心春の日記は心春としてではなく、梅咲虎雄を強く感じました。
後半の指、膝、手が動かないと言う描写は、淡々としているからこそ、そこにある梅咲虎雄の恐怖を強く感じてしまい、息を飲んでしまいます。
良く最後まで頑張ったと、尊敬の念を持ってしまいました(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ
お母さんの気持ちは凄く複雑だと思います。
自分の息子の形をした別人。息子はアンドロイドになり眠っている。
息子が望んだ結果、トラを生み出した。
これらの事実を知っても受け入れるのは時間がかかると思います。おっしゃる通りここから二人は新たな関係を築いていくことになると思います。
心春が大切という共通の認識がある二人ですから、大丈夫かなと。
書くのは怖かったでしょうが日記を残し、症状の詳細を書くことでもしかしたら自分を直す手段を誰かが思い付くかもしれない。そんな希望を持って書きながら自分を支えて最後まで明るく生きたのだと思います。
もう一つ、心春を支えてくれた人がいたのも大きいです。
心春への尊敬の念、ありがとうございます(* ´ ▽ ` *)