ひなみは意外にも入れ替わりを信じてくれましたね。
私だったら虎雄が絶対に心春を作り出せる人じゃないって思ったら、心春を作ったと嘘ついてるんじゃないかとか疑いそうですがそこはひなみと心春のこれまでの関係あってのものなんでしょうね。
入れ替わりの件は心春はどうしたいって思ってるのか気になりますね......
心春の修理については自作したものなのでそれを直すとなると相当お金がかかりそうですね。この展開でお金の心配をしてしまう私って......(すみません)
とりあえず所有権を移すことは了承貰えたので何とか最悪の事態にはならなくて済みそうですね。
作者からの返信
Euphoriaさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
なんで?どうやって?という理屈は置いておいて、心春がアンドロイドらしからぬ言動をするので元人間である方がしっくりくる。
それに加えトラの挙動を見て、取り敢えず納得といったところでしょうか。
心春の心境はいずれ明かされる日がくるかもしれません。
お金の件に関してはまあどうにかなるのかもしれません。
Euphoriaさんは鋭いです。心春は自作されたもの、メーカーでの修理は基本NGだったりします。
ひなみに所有権を渡すことは後々生きてくるかも?
思考鈍らせる基盤が、自分そのものを形作っているかもしれない。
これを取り除くなんて、恐怖そのものですね。
でもこのままだと、最終的に体が動かなくなるかもしれない。
ここに一番、ショックを受けてしまいました。
心春はそんな恐怖と戦っていたんですね。
それを踏まえて、トラが女の子たちに答えを出すのを見届けてから、基盤を取り外したい。
私には、遺言のようにも感じられました。
とても強く、現状を受け入れようとする気迫を感じました。
心春の健気さに、胸が締め付けられる思いがしました。
ひなみが最後に明るく話しかけて、頭をぐしゃぐしゃするところに、心春への思いやりを感じてしまいます。
心春を支えてくれて、ありがとうと言いたいですっ(TvT)
作者からの返信
うちはとはつんさん、コメントありがとうございます!
思考がクリアになってきた今、自分で作ったものだから中身まで詳しく分かる。
自分の不調の原因も検討がつく。
だけど今の状況の意味が全く理解できない。自分の存在がどこにあるか分からない。
不調の原因すら自分を形成する一部なら取り除いたとき、今の自分は残らないのじゃないかと。
トラを見て、もはやAIとはいえない成長に、今さら心春に戻すのは無理、戻す方法があっても生まれてきたトラを大切にしたいと。
自分のことを相談出来る相手がトラしかいなかったですから、実質相談出来る相手はいない状態でしたから、ひなみの存在は大きいと思います。
彼女なら心春を支えることが出来るでしょう。ちょっと変な人ですけどね笑
ひなみへのありがとう、嬉しいです(*´∀`*)
いつも読んで下さって、本当にありがとうございますm(_ _)m
編集済
ああもう、このギャップはずるいなあ。
私たち読者にも、これだけの深刻な悩みを抱えていることを心春(トラ)は見せなかったじゃないですか。
一人称小説なのにぃー! 何で言ってくれないの! ってちょっとぷんぷんしちゃういふですが(いや聞かせてもらっても、手助けはできないんですけど!)、だからこそここでの衝撃は大きくて、功野さんにしてやられた気分です。笑
ちょっとじーんと来ちゃいました。こんな覚悟、生半可な決意じゃできないと思うんですよ。
実際ボロボロ泣いちゃってるわけで、とても怖いはずで。
それでも、戻れるかもしれなくても戻らない、なんて。人間として生存欲を犠牲にしてまで責任を取ろうとしたトラを(ここはあえてトラと呼ぼうと思います)、とても尊敬します。
最初は「いい感じの妹作るぜ!」ってノリから始まる楽しい(要はコメディ寄りの?)お話かなと思っていたんですけど、こういう奥深いシリアスさも内包しているのが、この作品の魅力だと思います。本当に面白いです。
設定だってとっても革新的だし、ぜひもっと評価されて欲しい……
(あと、ちょっと脱線になるのでカッコに入れますが、ひなみさんの推理力に感嘆すると同時に、それを考えて書かれた功野さんすごいなあという思いでした。ちゃんと理論的に結論を導いていらっしゃる……こういうところで読み手を納得させるのも、作品を面白くしている要素かなと思います)
作者からの返信
Ifさん、コメントありがとうございます。
一人称ですが、自分の体のことを言う場面は入れていませんでした。心春の能力測定を行って、起きたときから不調の予兆をちょこちょこと差し込んで、何気なく気にしている素振りは入れていますけど、まあズルいですよねこれは(^_^;)
最近妙にトラに対し、女の子たちの関係をちゃんとするよう急かす様になったり、パソコンを打ち始めたりと、精力的に動き始めたのも自分の体の不調を感じてからです。
もちろん、トラが自分の気持ちを両親に伝える機会をくれたことに対して恩を感じているのは大きいです。
だからこそ、トラを大切にしたい、その気持ちがあるから、トラを心春の体に戻さないと決めました。
虎雄は最初は理想の妹作って、楽しい高校生活を満喫する予定でしたけど、入れ替わったことでそうはいかなくなりました。
入れ替わって、見えた世界に戸惑いながらも、純粋で無垢なトラを抱え必死でトラブル解決しようとバタバタして、人の優しさに触れ心動かされる。今まで鬱陶しいいと感じた母親の本当の姿と、距離のあった父親の思いを知り家族を見直す。
そんな話をコメディータッチに書こうと思ったのですが、気を抜くとコメディー要素がすぐ抜けるんですよ笑
ラブの要素を入れるためには、トラを動かさないといけないんですが、トラが自由にあっちこっちに行くので心春と追いかけながら書いてます(^_^;) 他人を使ってのラブ要素は難しいですね笑
ジャンルはラブコメであっているのか? と自問自答しながらも好きに書いている、そんな作品ですが、奥深いシリアスさも内包している、そして魅力的だと言っていただき、感謝しかありません。
世間一般には受けが悪いだろうなと思います。でもIfさんのように言っていただける方がいるから執筆できます。
本当にありがとうございます。
(ちゃんと理論的に結論に導き出せてますか? ひなみの役が今の心春の置かれている状態をまとめる。そんな方なので、ここでの話が今後の大きな分岐になったりするんですよね。実はモブキャラではない、ひなみさん。
Ifさんの方がスゴいですよ。あんなに壮大な物語の中に過去の話を絡めまとめる。わたしもこんな風に書けたらなって、思いながら読ませてもらっています。
いつも読んで下さって、本当にありがとうございます。)
トラさん……。
アンドロイドとわかっていても、自分が生み出した命として責任を感じている姿がいいです。いい子だなあ。
心春ちゃんのことを思って、提案するのも愛情あふれていて。
(トラさん、戻ったとしてもこの心持ちだったらモテるんじゃあ)
ひなみさんに相談して良かったですね。
作者からの返信
lachs ヤケザケさん、コメントありがとうございます(* ´ ▽ ` *)ノ
トラはもうアンドロイドにはなれない、ならその命に対し責任を取ろうと。
確かにこの心持ちがあれば、モテるでしょうね。
こうなれたのも、心春になって、トラに出会い、ここまで乗り越えてきたからだと思います。
元々、性格は良かったというのも大きいのかなと。
ひなみさんに相談してちょっと楽になった心春です。
自身の体も心配でしたから、これでもう少しはトラの面倒をみれるのかなと思います。
いつも読んで下さって、本当にありがとうございますm(_ _)m
小春は中身は人間な訳ですから、やっぱり怖いですよね。
元に戻れるのか、戻れる方法がわかっても戻らないのか。
トラはどういう結論を出すのか。
ここからもどきどきですね。
作者からの返信
心春こと虎雄は元人間であり、アンドロイドに詳しいゆえに、状況がクッキリと見えてきて怖くなったようです。
実際こんなことになった場合、どうすればいいものなのでしょう? 答えなんて出るのでしょうか。トラがどうするのか含め、見守っていただければと思います。