キーボード入力時代の二人の会話を読んでいると、この物語の始まりに立ち会えたような気がして嬉しくなりました。
そして同時に厳かで、気持ちの引き締まる思いがします。
この回は、とても心に沁みてしまいました。
ぽろぽろ零す心春の涙が、突き刺さります。
トラがAIを育てることに打込む気持ち、そしてAIに教えた家族の定義が切ないです。
トラ(心春)は自分も家族になるために、マスターの言葉をずっと覚えていたのですね。
その純心さ、一途さにジーンと来てしまいました(TvT)
作者からの返信
うちはとはつんさんコメントありがとうございます(* ´ ▽ ` *)ノ
心春が生み出されていく過程ですね。体の製造も勿論技術が要りますが、AIは作るだけでなく育てる必要がある故に根拠のいるものとなります。
虎雄も心のそこでは理想の家族を持っていて無意識に求めていたのかもしれません。
そして自分の生み出したAIの質問だからこそ素直に答えれたのかなと。
トラとなった今でも覚えていた記憶。恋愛には疎いけどお互いが仲良くすること、家族に強く反応するのはここに原点があると思われます。
ジーンと来たと言ってもらえてとても嬉しいです(*´∀`*)
いつも読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
心春ちゃんは、心春ちゃんとして生まれる前から優しい子だったんだな、ということが分かって……
でも、やはり心春はトラから生まれている訳ですから、こんなに優しい子が生まれたのは、トラの優しさも影響しているんじゃないかな? と思うんです。
優しくない人に優しい人は作れないと思うんですよね。
こんなにも心春が情緒豊かになったのは、きっとトラの素の純粋さが影響している! と思うのです!
お父さんも、全く無視ではなく何回か帰ってくるのは、本当は何とかしたいと思っている気持ちもあったんじゃないかな、と思うんですよね。
本当に何とも思っていないのなら、約束だって反故にしてしまうでしょうし……
でも多分お父さん自身がきっかけを生み出せないから、今までこんなことになってたんじゃないかなと。
お母さんもトラ(本物)もきっとそうだったと思います。何とかしたいけど、どうにもできない、みたいな。
いいきっかけを、トラ(中身心春)が作ってくれたなあ、と。
そういえば余談ですが、この間までトラ(in心春)のように書いていたんですけど、これどっちがどっちか分かりにくいですね!
英語の文法的には、これだと心春の中のトラ、みたいになってしまうのかな? とか色々考えて、これからはちょっと表記を改めようと思いました。笑
作者からの返信
If様コメントありがとうございます(* ´ ▽ ` *)ノ
心春のAIを作った虎雄の本質はとても純なものだったと思います。
そこには理想の妹を作る、『おにいたん』と呼ばれたいそんな考えはあったにせよです。
冒頭で説明している通りこの世界でAIを作り育てることは一般的に知識、技術、根気のいる作業でありこれをゼロから作り上げた虎雄の性格は大きく影響しているはずです。
お父さんも気になると言っていますから、家族の関係をどうにかしたいそういう気持ちは本人も意識していないかもしれませんが持っているのは間違いないと思います。
それはお母さんも同じであり次回以降になりますがその想いは明らかになっていくのかなと。
そして虎雄もこの家族に対し自分の本心に気付かないフリをしていたことに気づくきっかけに今回のトラの発言がなったと思います。
このことで大きく、急激に家族関係が変わることはないかもしれませんが個々の気持ちは大きく動かすものだったと思います。
表記のし方まで拘っていただきありがとうございます(*´∀`*)
入れ替わりの難しさは表記の仕方だと思います。どっちがどっちか分からなくなるのはあるあるです(笑)
いつもコメントいただき本当にありがとうございます。月並みな言葉ですが感謝していますm(_ _)m
心理面のサポートのために、個性は与えられるかもと思ってます。人によって相性ってあるでしょうし。自由はちょっと管理の点で難しいでしょうねえ。
人工知能同士が会話をする実験で、人間にはわからない言語で話し始めたため、強制終了されたという記事を読んだことがありますが、案外もう個性は持ち始めているかもと私は思ってます。まあ、詳しい実験内容はわからずじまいなので、願望が入ってますけどね。
トラさんの思いを心春ちゃんが受けついで、心春の姿のトラさんが繋げるところ、良かったです。陳腐な言い方ですが、ほんと良かったです。
たとえ、自分本来の姿でなくとも本心をぶつけられて良かった。
現状がすぐに劇的に変わるということでなくとも、トラさんの心のくもりは晴れたでしょうし、父親にも変化がみられるので。
心春ちゃんって、みんなの心を春にさせるような子ですよね。
ほんと、いい子だ。
作者からの返信
lachs ヤケザケさんコメントありがとうございます(* ´ ▽ ` *)ノ
人口知能同士の会話で新たな言語を生み出し人間に分からない言葉で会話を始めたというのはネットニュースで見たことがあります。
人間と同じものを生み出すということは言い方は悪いですが新たな敵を作り出す、そんな可能性も含んでいるのではないかと思っています。
もちろんこの話を書いている私としては皆が仲良く明るい未来を歩んで欲しいので心春型を量産すれば平和になるのではないかと思っています(^_^)
ヤケザケさんに良かったと言ってもらえて嬉しいです。
この回は物語を作る上で書くと決めていた場所なのでその言葉は何よりも嬉しいです。
トラの作ったきっかけで胸の内を話すことが出来た。
これで家族が大きく変わることはないでしょうが個々は大小ありますがそれぞれ変わることもあるみたいです。
もう少しお母さんの話が続きます。
いつも読んでいただきありがとうございますm(_ _)m
AIを作るのが大変なのがよく分かります!
私もこの物語ほど高度なAIは作っていませんが、作るのにかなり苦労した思い出があるのでそれを乗り越えた虎雄は純粋に尊敬しちゃいますね。
それはさておき、心春はお父さんに正体が気づかれたのかと少し焦りましたね。事実そうなのですからさすがは親子というところでしょうか。
トラの言葉でお父さんもいい方向に変わっていくのかもしれないですね。
次はお母さんの番ですね!
作者からの返信
Euphoriaさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ
実際に経験した人からの尊敬するという言葉がいただけ、虎雄も喜んでいます。
久しぶりに帰ってきたら息子が素直になって、家族の在り方を説き始めたので不審に思ったのかもしれません。
いきなり大きく変わらないかもしれません。でも確実に何かは変わっていくと思います。
次回はお母さんのお話になります。彼女が何を語り、心春たちにどう影響するのかを見守っていただければ嬉しいです。