第814話 アラーム
寝苦しい夜、ふと目が覚めた
時計を見ると、まだ午前2時前だった
「喉が渇いたな」
お茶でも飲もうと、冷蔵庫へと向かう
そして、再び眠ろうとしたところ
「地震です。地震です」
スマホから地震の時のアラームが鳴った
夜中の急な大音量にびっくりして飛び起き、スマホを持って玄関へと向かった
外へ出たが、自分以外の誰も外へ出ていない
スマホを確認すると、緊急地震速報なんてきていなかった
「夢か?」
そう言えば、家族のスマホも鳴っていなかったような
狐につままれたような気分になったが、地震が無いのなら寝るか
そう思って部屋へと戻った
すると、自分のベッドに自分が寝ているのが見えた
ぎょっとして固まっていたら、消えた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます