第388話 ある国の……

ある街に、大層太っているご婦人が居られたそうだ




体重にして300kgはあったそうだ




ある日、姪をあずかったそうだ




その姪は、まだ1歳くらいで、自分で話すことはおろか、一人で歩くことも困難だったそうだ




ご婦人は、目を離してはならないと、常に一緒に居たそうだ




しかし、いつのまにか自分が寝てしまっていた事に気が付いたそうだ




目を離してしまった! そして、慌てて辺りを見渡すが、姪は見つからなかったそうだ




それもそのはず、その姪は、ご婦人の下敷きになって死んでいたそうだ

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