第280話 恐怖心
扉の隙間が気になって仕方が無い
寝る時にじっと扉の隙間を見ていると、何かが覗いていそうだ
そして、その隙間を閉めようとすると、もしかしたら白い手がにゅっとでてきて掴まれるかもしれない
いっそ逆に開けてしまえばいいと思ったが、開けたら生首が転がり入ってくるかもしれない
恐怖恐怖恐怖
なぜ俺は部屋の電気を消してしまったのだろうか
せめて明るければ恐怖も紛らわせただろうに
ぎしぎしと階段が鳴っている気がする
俺は今2階に居て、1階は親が寝ているはずだ
時計を見ると、夜中の2時だ
あれ、なぜ時計が見えるんだ……?
扉の隙間から何かの明かりが見えた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます