第219話 占い師
良く当たる占い師が居るという事で、私はさっそく占ってもらうことにした
「私がいつ死ぬかを当ててください」
占い師は、驚いた顔をしたが、すぐに占いを始めた。たまにはこういう客も居るのだろう
水晶を覗き、いくつか私に質問をしてくる。私はそれに丁寧に答える
「そうね・・1週間後に一度危険な目に遭うわね、それを回避できれば5年間は安全よ」
私はそれを聞いて、提案をしてみる
「占い師さんは、自分自身を占わないんですか?」
「占う人もいるけど、私は占わないわね。どうして?」
「占ってみたらいいですよ」
私はそれだけいうと、占い料金の10倍のお金を払う
「ちょっと、多すぎるわよ!」
「好きに使ってください」
さて、私の占いだと、あの占い師は1週間後に事故に遭うのだが、どっちの占いが当たるかな?
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