第209話 迷子?
泣いている子供が居た
3歳くらいの男の子で、上は半袖、下は半ズボン。上は白、下は黄色
今日は昨日の夏日が嘘のように、外気温は15度しかない
俺はその子に声を掛けようかどうか迷った
新聞で、3歳くらいの男の子の迷子を助けた中学生が表彰されていた事が頭をよぎった
俺は考えるより先に行動した方がいいと誰かに言われた気がした
「僕、迷子かい?」
すると、男の子はピタリと泣き止み、頭だけが180度後ろを向いた
その子の顔は、満面の笑みだった
俺は意識が遠くなる間に、やっぱり夜中の12時に迷子は無いよな・・と思った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます