第184話 食糧難

私はウィーン、ウィーンと動くコンベアの上に乗っている





私が小学1年生になった時、親が離婚して捨てられた





今は西暦2254年だったかな? 世界が食糧難だから、育てられないって言われて





それを拾ってくれたのが白い服を着た研究者? とか言う人だった





私は汚れていたのでまず風呂に入れられた





お風呂には白い服を着てゴムの手袋をしたお姉さんが居て、丁寧に洗ってくれた





その後、したごしらえ? と言われて塩を全身に塗られて少ししみたけど我慢だ





裸のままベルトコンベアーの所へ連れて行かれて、「ここに乗ればみんな助かるんだ」と言われたから、みんなが助かるなら乗ってみようと思う









「やはり、髪の毛が問題ではないですかね? 食感が悪すぎます」





「それを言うなら内臓も混ぜないほうがいいのではないかね?」





「課題が山ほどありますな。この研究がうまくいけば一気に食糧問題が解決するのですが」





「そうだな、次は……」

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