第157話 デスノート?

道で変な手帳を拾った





手帳には、複数の人の名前と、その名前の上から線で消されている何人かの名前があった





手帳にはまだまだかける場所があったので、もったいないと思い持ち帰った





その日の夕方、何の気なしに手帳を見ていると、通り魔殺人があったと報道があった





そして、被害者の名前が手帳に乗っていたのだ





気になったので、すでに消されている名前をネットで調べると、首つり自殺、交通事故死、練炭自殺などで死んでいた





もしかして、デスノートか?





と思い、まだ消されていない名前を見ると、大学の先生の名前があった





先生を訪ねると、「久しぶりだな、大学の研究会以来か?」と、会えたことに喜んでくれた





そして、最近不審な事とか、体調などに異変はありませんか?と聞くと





「そう言えば、最近、車の調子が悪い気がするな」





その数日後、先生は坂道でブレーキが利かず、がけから車ごと転落死したことを新聞で知った





これは本格的にデスノートだ!





試しに、ニュースで流れていた殺人犯の名前を書く





しかし、殺人犯は死ぬどころか、刑務所から脱走したとニュースが流れた





そして、今は俺の部屋に居る。どこでここに手帳があると知ったのだろうか





殺人犯は、俺から手帳を奪うと、俺の名前を手帳に書いた





しかし、殺人犯は俺を殺すことなく窓から飛び降りて死んだ





本当にデスノートなのだろうか?





俺はあらましをネットに書いている





これを読んだ人。もし、俺が死んだら・・・

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