第3話 塵が積もればゴミの山

 少女が埋もれていた。一瞬ゴミだと思ってしまったのは

申し訳ないのだが。何故の理由が見つからなかったのだ。

山を崩さないよう少女を引き抜き、私は帰ろうとした。

そんな私の腕をつかみ少女は言った。

「登録完了…あなたをジャンクキーパーソンに任命いたします。」

戸惑う私をよそに、少女の目は、先の未来を見ているようだった。

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ジャンクキ-パーソン @sea-bream

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