第81話 では覚悟せよ!メエへへ

 香椎参道の茶店、リスクの高い珈琲を飲みながら執筆しています。

 書き出すことを第一に打ちっぱなしですがどうぞ宜しくお願い致します。


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 過酷さの内訳がビジョンで皆んなの脳裏に展開される。


 それは超絶善、悪、超人、魔物、悪の権化、煩悩の亡者、ありとあらゆる思いをある一定の高さ以上に先鋭化したものが集まる惑星。


 相関的な関係で表すとシャインツイン地球で篩ふるい選別を受けたある一定水準を満たした魂がダークツインへと集う。


 地球で生まれた赤児は産まれ出た瞬間から魂の凝縮が薄れ始める。

 赤児は生への執着、生きるという事への執着がほぼMAX状態の凝縮度合いを持つ。

 三つ子の魂百までというが純粋無垢な時の魂の時期に凝縮度合いが確定すればそれ以降の目減りも無く。

 人生生きる間に魂が希薄する毒に侵される事なく生命を全うする。

 終えた瞬間、非常に高純度の閃光となる。


 逆に持って生まれた魂も凡庸で育てる親や関連者も凡庸であれば三つ子までの魂の凝縮のチャンスも与える事無く、希薄さに浸食されながら人生を送る事になる。

 その人生の中で憧れ目標に出会いそれに一路する。

 受験戦争の背景を背負わされながらもその環境のお陰で自身の脳、精神、集中力そして魂の凝縮へと繋がる場合もある。

 特に日本民族の中では昭和中期までの現代世界は魂凝縮には良い社会的な環境の方向性が流れていた。

 精神文化民族の慣しが脈々とあったのじゃろう。

 オギャーと産まれれば魂凝縮の方路がいく種類も用意されていた。


 また日本人の気質、魂の元々の質が精神文化を極めた縄文時代までの数万年の中で培われたお陰で現代の日本人の魂もその質を踏襲している。


 ただ昭和後期、令和現代となりその凝縮を無にする社会性が善とされるマイナスの世となり持って生まれた質の良い魂の器に何も注ぐ事なく生を終わり閃光になる事すら叶わずに地球に滞留し希薄な人生サイクルを繰り返す者も日本人の中にでさえ現れ始めている。


 人は生き物の中でも魂の質を恣意的に変化する事が出来る稀有な生き物であり魂を凝縮させる事、希薄にする事の裁量を持つている。


 仏法の世界で揶揄される六道地獄は死後では無く生の時期に当て嵌めると素直にイメージし易い。


 私利私欲、物欲に囚われ生を終える手前でハタと気付き悔い改める為に精神の支柱となる神寺仏を唐突に崇め始める。

 手遅れである。

 魂の凝縮は一生をかけて微々たる進度で練る。

 その度合いを高める為に山に篭る行者も居るがそれでもなかなか難しい。


 ここで忘れてはならないのは私利私欲、物欲の生ある時の亡者には大きく二通りがあるという事。

 業の深さの差とも考えられる。

 凡庸の私利私欲、物欲の者は業は浅く色々な欲に浅くまみえるために魂も空っぽ。

 業が深く、怨み妬みが産まれてより極めて高い素質を持ちそれを人生で一貫する魂は凝縮が高く強い閃光となる。

 ダークツインにはその様な悪意の輩もやって来る。


 生物のライフサイクルには捕食者と喰われる側の位置関係は歴然とあり、人の世界も然りこの位置どりは歴然と存在する。

 これを目隠しを皆んなでし合わせその先の崖に手を繋いで飛び込む滅びの世界観に先導する悪質な形も蔓延する。

 強き魂を持つ者は善なる優しき心を維持する様に錬磨鍛錬し弱きを守る。

 弱きも自身の弱さを自覚し共存を得るために身の丈の有り様を見極める努力をし、強き位置に少しでも近づく努力をする健気さと不屈の意思を持つ、強きも弱きも相乗しての繁栄を願う。


 この現実を直視しない自信おの力量を省みない自己主張善、歴然の世界観無視で魂を空とし折角の質の高い魂の器を勿体ない事にしてしまっている令和現代。

 夏場に冬の蓄えをせずに遊び呆けるキリギリスは自身の生は存ながらえることは出来ないのであれば地の底に次の世代への種を隠さねばならない。

 種の継続は意思の継続、記憶の共有でもある。

 誰か次世代にその共有を謀る事も大事かも知れない。


 そんな希薄さが浸食している滅びの方向のシャインツインから先鋭化した閃光が集い来るこのダークツインは真逆の世界。

 此の地で生き抜く安住の地を創ろうとするならばそれ相応の覚悟を持ち叡智と仲間の絆を総動員せねば成らぬ事を肝に銘じよ。

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