第39話 取り組み方始める。

 人の良し悪しは些細な所で明らかになる。


 対面しての有り様と不在の時の対応言動がどこまで乖離しているか。

 その乖離幅が大きほどその者は何れは一人となる。

 人はそれなりに見る目は持っている。

 有頂天な者ほどその普通に誰でも持っている人を見る目が自分以下だと勝手に思い込むから滑稽だ。

 百も千も年齢が違えばそりゃ差もあるだろうが数十年そこいらの差で自分を優位に思うほど愚かな事は無い。


 人はいや日本人は元来謙虚さを持ち人の波を共に助け合って生きてきた。

 日本人という民族が持っていたモノをあの世界でもう一度築きたい。


 席に着いた。


 仕事は真っ当にズルさ無く。


 腐臭する人等は反面教師でサンプルとして記憶。

 悲しみ哀しみ怒り失望、採取記憶に困りはしない。


 現代の知識、手法は大いに理解を深めて手土産に。


 忙しくなってきた。

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