第74話 選択。
ゆうやが居た人の世界は保身や利己的な企みで分け隔てない風を装う輩が蔓延っている。
ただでさえ、妖、妖怪はその特異な存在から忌み嫌われ恐れられ孤立化しがちです。
だからこそ、ゆうやの接する姿勢は命を賭しても良いと思う程の価値を感じるのだろう。
ゆうやは変な屁理屈もなく自然体で分け隔てなく相手に接する天性の度量がありこの度量は魂の清さから来るもの生まれながらに備わっている取ってつけたような偽装されたものではない。
注目すべきは御君という位置付けですこの世界で魔女ルサールカが目をつけた膨大なエーテルの量、その源泉がゆうやの中には秘められている。
そして数度発現した仁なる勇気の七色の光臨と呼ばれる神域の力が封印されている。
御君は尊きお方を完全体として蘇らせる存在でその数は7柱。
御君達は時空をも超えて散りじりに存在し今般尊きお方の号令で集まりつつある。
大きな力が目覚める理由は、この数日間の攻防でも暗に物語っている。
侵入は防げたものの古きものの侵攻は滅びを意味する。
無慈悲なその存在は誰彼構わず公平に滅びを齎す。
バラバラで追い詰められて最終的に滅びるか。
心安堵する仲間と共に御君ゆうやと新たな世界を築くか。
種族存亡を賭けた決断を迫られる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます