第5話 間抜けの予感
間抜けにも色々あって、独りだけの時のときの間抜けはよくよく改善しないと
コリャ後々芳しくない事に成りそう。
それは複数の人の場でも天然の間抜けは考えものでしょう。
そんな中での意図的、計算しての間抜けは非常に楽しい。
間抜けを一枚かますだけで対応の幅が格段に広がるね。
間抜けを装ってるのを見破られたらバツが悪いけど。
今の子はキャラクター作りとか得意だろうから上手く間抜けを装うのも上手かも
しれないね。
ただ、天然の間抜けは大惨事を引き起こす危ない危険性もあるから
要注意要注意。
〜○〜
「やはり気付いていた様だな。ふふふ。流石だ!」
「当たり前だ!」
「牢屋の広さが分かっているのか?車の車内の大きさしかないんだぞ!」
「ほとんど、真後ろでニヤニヤされてたら気づくどころじゃない!
気持ち悪い変態め」
「なな、なんと、特殊能力で感知されたかと焦ったぞ!」
「僕も焦ったぞ、その間抜けさに!」
「ふふふふ、ま、良しとしよう」と、そいつは独り納得する。
暗闇に目が慣れると、この間抜けの牢屋同室者の容姿が見えてきた!
人では無かった。。。
肌の色合いは分からないけれど、狼見たいな顔で
何故か、雰囲気優男風のイケメンに感じる。
付け加えるなら、口調からはキザ野郎だ!更に付け加えるなら『かなりの間抜け』
「〝ルサールカ〟の話が聞こえていたぞ!かなりのエーテル持ちのようだな」
「このままだと、一生アイツのエーテル絞りの道具になるぞ」
「ここは考えるのだな、逃げることを!」
「あるの?逃げる手段」
「ふふふふふ、無い」即答。。。。
「ハアア〜、何ですって!」〝みなみ〟が叫ぶ!
「俺は、もう三年はココに居る、ふふふふふ」
〈ガクリ(*´Д`*)
〜○〜
牢獄の同室者は果たしてみなみとゆうやに利となるのか?
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