第8話 魔石の在りか
「さっき言ってたマセキとは何だ?」
マセキが有ればギャバでも魔物を作れるとか言っていた…何か糸口が有りそうだ。
「魔王様、良いところに気付きましたね、魔石とは魔力の結晶、それさえ有れば誰でも魔物の精製が可能なのです」
「魔石はこの城に有るのか?」
「ええ、前魔王様が生前集めておられましたから、宝物庫に一杯有りますよ」
「何でそれを早く言わんのだ!!宝物庫に案内せい!」
ギャバに案内され、宝物庫へ。
「な…なんだ、これは!」
宝物庫を見ると、錆びかけた剣や鎧…石っころが数個落ちているだけだった。するとギャバは楽しそうに言った。
「あーあ…どうやら魔王になると言って出て行った魔物達が持って行っちゃったんですね、ウケますよね」
「ウケるか!?魔物作れないだろ!」
「まぁまぁ落ち着いて下さいよ魔王様、よく見てください魔石有るじゃないですか?」
言われてみると確かに白っぽい石が三つ有る。魔王はハッ!と気付いて言う。
「クロナガアリの卵じゃ無いだろうな!?」
「それは、この作者の違う作品です」
「そ…そうか…見た感じ丸くないしな…」
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