ツクヤ's・キッチン

無性にツクヤくんに料理させたくなったので書いた短編です

めっちゃ雑です。


大切なことなので二回言います。

めっちゃ雑です。










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月が煌めく夜の図書館、フレンズたちが集まってきている。

そのフレンズたちの中心で、ツクヤは料理をしている。


ツクヤは今日、博士と助手の頼み無茶振りでフレンズたちに料理を振る舞うことになったのだ。

しかしツクヤはそんな頼み無茶振りに一切嫌な顔をせず、それどころかかなり乗り気で引き受けたのだ。


「意外なのです、もう少し嫌がるかと思ったのですが。」

「料理するの好きなんだ。みんなが俺の作った料理で笑顔になれるように頑張るよ。」


ツクヤは用意された食材をカットし、早速料理に取り掛かった。


「それじゃあ…行くぞ!」



ツクヤは大量の炊けたご飯に水をかけ始めた。

隣で見ていたヨウはビックリした。


「ちょっ…!?なにしてるの?」

「今から作る料理はこうすると美味しくなるんだ。」


そういって、濡れたご飯に今度はサラダオイルをまぶした。


今度はどこからか用意された中華鍋に卵を割って、弱火でスクランブルエッグ状にした。

それとさっきのご飯を混ぜながら5分ほど炒めて、塩を少々入れた。

続いてネギを入れ、レタスや小さな人工肉を入れて仕上げに取り掛かる。


丁寧にスペースを開けごま油を入れ、最後に強火で激しく炒めた。


「ふー…完成だ。」


大きな皿にポンッと盛り付けると、綺麗な形をしてなおかつパラパラなチャーハンが出来上がっていた。


「お見事!さすがツクヤ!」

「さあ、早くよこすのです。」

「他のフレンズたちも待っていますよ。」


ツクヤは大きな皿をテーブルに置いた。

そして取り皿を持ってきて並べた。


「よしっ…と、みんなで分け合って食べるんだぞ。」


「「いただきまーす!」」


フレンズたち、そしてツクヤとヨウはチャーハンをみんなで取り分けた。


「はむ…ん、おいしい!!」

「もぐもぐ…これは…すごいのです…」

「うん、我ながらいい出来だ…よかった。」


特盛チャーハンは大盛況、ツクヤ本人も大満足だ。


「おいしい!」「さすがだね〜!」「うまい…!うまい!」


フレンズたちが喜んで食べている中、ツクヤは次の料理に取り掛かった。


「さあ、次だ!」


ツクヤはどこからか持ってきた鉄板とヘラを用意して、カットした野菜と人工肉を炒めた。

中華鍋やら鉄板やら一体何処から持ってきたのかは気になるところだがそこに突っ込むのは野暮ヤボというものである。


続いて炒めた野菜の上に麺をどさっと入れた。

それをまたヘラを巧みに扱い炒めると、今度はウスターソースをかけた。


「うんうん、いい調子だ。」


ツクヤは麺を鉄板全体を使って広げ、麺の一本一本にしっかりと熱を伝わらせ、香ばしく仕上げる。


「さて、そろそろだな。」


さらに残りの具材をいれ、ソースをかけた。

そして、ふつふつとしてきたソースを麺と具材に目一杯絡ませた。


「あとはこれだな。」


最後に青のりを満遍なくかけ、美味しそうな焼きそばが完成した。


「さあ、これも持っていってくれ。」

「おお!次は焼きそばだー!」


ヨウは大喜びで大皿に盛り付けられた焼きそばを持っていき、机に乗せた。


「「いただきまーす!!」」


「もぐ…コレも美味しいね!」

「野菜もたっぷりで『へるしー』なのです。」

「そうか…

はむ…うん、たしかに上手くできた…。」


焼きそばも大成功で、フレンズたちも笑顔で平らげていった。

その後もツクヤは、フレンズたちのために沢山料理を作った。



〜その後〜


食器や調理器具をヨウと一緒に洗っていると、ふとヨウがツクヤに話しかけた。


「そういえばツクヤって、なんで料理が好きなの?」

「そうだな…

初めて一人で料理した時…若干失敗したんだけど、ヨウとお前の父さんがものすごく喜んでくれたのが嬉しくて…

それから料理の本を読んだりして勉強したんだ…。」

「へぇ…僕たちのためだったんだ…なんだかむず痒いや…」


ヨウはツクヤの話を聞いて、照れくさそうに笑った。


「ヨウ…ありがとう。」

「…?急にどうしたの?」

「料理を好きになったきっかけを作ってくれてありがとう…って事だ。」

「へへ…そういうこと?」

「そういうことだ…。」


まだまだ暗い夜の洗い場には、二人の明るい笑顔と絆が輝いていた。

この絆がいつまでも続けば、と思う二人であった。


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料理の作り方は頑張って調べました、間違ってたらごめんなさ〜いっ!!

ということで…終わり!

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