不死身の藤見

ベットで目が覚めた

全身の痛みがだんだんリアルになってくる


死にかけたのか・・・


・・・でも生きている


これからどうしよう・・・政治家なんてやめてしまおうか



聞いた事がない宗教団体から報復があったという

そんなに私が憎いのか

望まなければ、不老の体にならなければいいのに・・・


私は感じた

私の活動に都合が悪いと感じている人間がいる・・・


それは、世界の秩序を守る人間だろうか?

それとも・・・


どこかに不死身の技術を独占する人間がいる・・・

老いない体の技術がどこかにあるんではないのだろうか



この私を狙ったテロは、その可能性を示すものなんじゃないのか・・・・




やってやる

見つけてやろうじゃないか





藤見健太郎は、包帯に松葉杖という状態で、議会に初当庁を果たしたのであった

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