第10話 ことのはひとひら

壊れかけのこころが紡ぎだす、歪んだ世界

美しいことのはが、ひとひら舞いおどる

そのことのはは、時に刹那く

そのひとひらは、刻に哀しく……



揺蕩たゆたうように

流離ながれるように


言葉の魔力には抗えない……

きっと……



手を伸ばしたその先に掴めるものは……

振り向いたその先に見つめるものは……


そのことのはは、時に厳しく

そのひとひらは、刻に優しく……

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る