5話 増える加護
森の中へ入ったけどここの村田舎すぎてどこ行けばいいかわからないんだよな。
レンがいた村からミラクリスに言われた国まで約50キロ近くある。そのため方角も分かっていない。
「誰…か」
「喋る魔物?」
草むらから声が聞こえ向かってみると虎の魔物がいた。
「人…間?違います…ね。神種の匂いがします」
「何故こんなところに倒れてる?」
そもそもこの辺りには虎の魔物がいるはずがなかった。いるとしたら何処かから来るしかない。
「同じ血が流れて…いる者がいると、未来…視ででた…のです。そろそろ年ですの…で娘を頼もうかと来…た次第です。しかしここ…までのようです」
みるみる弱っていく。気づかなかったがその近くには見たことない白銀の虎の子がいた。
「この体…はあなたに差し上…げます。娘を…頼みましたよ、最…強の虎の血…が流れる…者…よ」
そう言ってすぐ、上げていた頭が地面についた。白銀の虎の子は静かにその最後を見守っている。
それにしても最強の虎の血が流れている者…か。次の瞬間虎の毛が白い毛に代わる。魔力が切れたようだ。
その体は光に包まれ虎の娘とレンに向かってのびていく。突然頭痛に襲われた。
数分間痛みが続き、収まったとかには虎の娘が目の前まで来ていた。
「どうした?」
目を輝かせながら見てくる。何でだ?ステータス見ればわかるか?
※
《名前》レン
《種族》混血種(神種)
《ジョブ》 支配者
Lv7
体力 69000
魔力 680000
霊力 160000
神力 47000
筋力 150000
忍耐 150000
俊敏 4700000
精神力 1000000
《固有特殊スキル》
神・流転 星神龍眼
《固有スキル》
支配 虚無 高速思考 完全記憶 森羅万象
《スキル》
拳術Lv2 隠蔽LvMax 錬金術LvMax 鍛冶LvMax 料理LvMax 家事LvMax 建設LvMax 短剣術Lv1 体術Lv4 感知LvMax
《アクティブスキル》
闘技Lv1 魔拳Lv1 吸血強化Lv1 臨界突破Lv1 ブレスLv1
《魔法》
終焉魔法Lv1 時空魔法Lv2 神聖魔法Lv1 古代魔法Lv1
《加護》
転生神(ミラクリス)の加護LvMax 闘神の加護LvMax 創造神の加護LvMax 魔法神の加護LvMax 生命神の加護LvMax 精霊神の加護LvMax 龍神の加護LvMax 獣神の加護LvMax 吸血神の加護LvMax
※
おかしい。明らかに体力とか全部十倍になってるしスキルと加護まで増えてる。
※
《星神龍眼》
《夜目》《未来眼》《封印眼》《看破》《龍眼》《王の覇気》《精霊眼》のスキルを使うことが出来る。数十キロ先まで見ることが可能。
《神・流転》
どんなに速くても一度見た動きを完全に再現し、その時相手が使ったスキルをそのままコピーする。《龍化》《獣化》《精霊化》《吸血鬼化》できる。
《森羅万象》
すべての地形や自然の情報を知ることができる。町などにいないかぎり使える。
《吸血強化》
吸血した相手によって変わるがステータスが強化されスキルを一つコピーする。レベルによってステータスの強化とスキルレベルが変わってくる。
《臨界突破》
限界突破の一段階上。限界突破はLvMaxでステータス3倍だが臨界突破のLv1で3倍になる。LvMaxで100倍される。
《ブレス》
レベルによって変わるがブレスが吐けるようになる。魔法をのせることも可能。
《精霊神の加護LvMax》
獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。精霊の力を100パーセント出せるようになる。
《龍神の加護LvMax》
獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。龍の力を100パーセント出せるようになる。
《獣神の加護LvMax》
獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。獣の力を100パーセント出せるようになる。
《吸血神の加護LvMax》
獲得経験値2倍、スキル経験値2倍、ステータス補正・極大。吸血鬼の力を100パーセント出せるようになる。
※
とんでもないことになってた。
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