第1-1話
私の名前は花村夏菜子
とある高校に通う高校2年生
その日私は友人と一緒に買い物に行ったんだ
「おぃ、ねぇちゃん。ちょっと俺と遊ぼうぜ」
そう声をかけてきたのは、いかにもって人
私はクラスでも可愛い方だ……と自負している………少し…
「なぁ、いいだろ?行きつけの良い店があんだよ」
だからってこれはないと思う、古すぎる
昭和ですか?今は令和です
「おぃ!聞いてんのか?あぁ!?」
しびれを切らしたのかそいつは私達二人に迫る
友人は声を掛けられた段階で恐怖からなのか動けないでいる
そう言う私も膝が笑っている、怖い
スコーン!
いかにもな人の頭に何かが高速で飛んできた
あ、血が流れてるいかにもな人は怒鳴りながら走って行った
かなりの衝撃だったからそりゃ血もでちゃうよね?
少しスッとした
……あれは、確か隣のクラスのチャンプ君?
は、早い……チャンプ君はあっという間に逃げて行ってしまった
でもチャンス、いかにもな人が戻ってくる前に早くここから逃げよう
コン……
足元には空き缶が転がっていた
………私は空き缶をちゃんとゴミ箱に捨ててから友人と急いでその場をあとにした
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