第3話
やぁ皆僕はチャンピオン!
皆からはチャンピオンて呼ばれてるよ
目下の目標は何かしらのチャンピオンになること
遅刻のチャンピオンは諦めたよ
遅刻は失礼な事だし大人になっても役に立ちそうにないからね
今日は授業を受けるよ
チャンピオン頭は良くないから必死だよ
高校2年生だしそろそろ進路を考えなさいって先生からも言われてる
前に出て問題を問いてって言われたよ、チャンピオンの~横の席!
チャンピオン焦ったよ、その問題はなんとか解けるよ、だから先生チャンピオンに解かせてよ
隣の席の子はうつむいてて話しを聞いてないよ
だからチャンピオンが解くよ
チャンピオンは筋骨隆々さ、だからグッと手を上げて大きくアピールするよ
何回も上げてたらやっと指名してくれたよ
チャンピオンは筋骨隆々さ、だからチョークも皆粉々さ
…………掴むチョークが全部粉々だよ……
…………先生ごめんよ、先生はチョークを取りに怒りながら教室を出ていったよ
隣の席の子もしれっと教室を出ていったよ
ちなみに問題は間違えてたよ、今は数学の時間だったみたい
チャンピオン教科書間違えてたよ
僕はチャンピオン!
目下の目標は学校のテストでチャンピオンになることさ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます