第二話 運命という名の再会

東京 渋谷 スクランブル交差点


雄二 :「へー これがスクランブル交差点かー 上から見るとすごいけど ココから見ると たいしたことなくね?」

雄一 :「そうなんだよなあ あ! ハチ公前で写真撮るか?」

雄二 :「そういうの 女子がやることじゃ…」

雄一 :「そうかw ん? あれって 明日香ちゃんじゃね?」

雄二 :「え? どれどれ?  ほんとじゃん おーい 明日香ー」

雄一 :「あれ? 連れがいるみたいだけど 美香ちゃん!?」

雄二 :「え!? マジで…」

明日香:「あ! 雄二君に雄一君 久しぶりー 雄一君はともかく 雄二君東京にいたんだあ」

雄二 :「ああ 今日引っ越してきたんだ」

美香 :「久しぶり 二人とも」

雄一 :「久しぶり美香ちゃん そんなに雄二に会えたことがうれしいかい?」

美香 :「べ、別に そんなんじゃないけど」

雄一 :「嘘つけ―― かおが赤くなってるぞー―」

美香 :「え!? ちょっとー」

雄二 :「み、美香 久しぶり」

明日香:「二人ともヒューヒュー お似合いだぞー」

雄二&美香:「そんなんじゃない!」

美香 :「あっ」

明日香:「まあまあ せっかくの再会なんだし 気楽に行こうよ あとで由美もくるよー まずは渋谷観光 レッツゴーー!」


夕方 美香の家


明日香:「ふう楽しかったあ いっぱい買っちゃった」

ピンポーン

由美 :「明日香― 美香―きたよーーー!」

美香 :「いらっしゃい」

由美 :「お邪魔しま~す って 木村兄弟!?」

雄一 :「久しぶりー」

雄二 :「おひさー」

由美 :「ちょっと美香きてー」

美香 :「なになに?」

由美 :「雄二君いるじゃん なんで言ってくれなかったの!?」

美香 :「いや だって さっき会ったもん」

由美 :「運命の再会?」

美香 :「そんなんじゃないってー」

明日香:「二人とも―せっかく久しぶりに5人組そろったんだし のもう飲もう!」

美香 :「そうだねーー」


一時間後


由美 :「え!? お見合い相手と別れたの!?」

美香 :「!?」

明日香:「うそーー なんでー?」

雄二 :「いや 別に たいした理由じゃないよ ただ 気が合わなかっただけ」

由美 :「それで 東京に来たわけかあ」

雄一 :「さっき親父から電話が来て 大激怒だったよw」

明日香:「そりゃそうよねー 雄二君と雄一君しか 会社を継ぐ人がいないもの。二人とも家を出たんじゃ お父さん大激怒だろうねえ」

美香 :「そっかぁ」

雄二 :「うん」

美香 :「あのs…」

雄二 :「あのさ…」

美香 :「あっ 先いいよ」

雄二 :「いや別に やっぱいい」

美香 :「私もいいや」

由美 :「あれぇ? 二人とも あつあつ な状況ですかあ?」

雄二&美香 :「そんなんじゃない」



雄一 :「それじゃあ 家に帰るよ 由美と美香はうちに泊めていくから、 先行くな」

明日香:「バイバイ 美香ちゃーん 雄二君と あっつあっつになってねーー」

美香 :「もー 明日香 ったら酔ってるんだからぁ」


雄一たち帰宅


雄二:「あのさ、 さっきの話なんだけど」

美香:「私も。」

雄二:「こんど 二人で」

美香:「うん 二人で」

美香&雄二:「東京スカイツリー かな?」

雄二:「あっ」

美香:「ふっ もう誰もいないよ。」

雄二:「そうだな」


雄一家


明日香:「おじゃましまあーす」

由美 :「お邪魔んぼー」

雄一 :「生姜湯いるかあ?」

由美 :「おお 雄一君 かっこいー 料理できるのお?」

雄一 :「そこまで うまくないけどw 早く寝なよー」

明日香:「はーい」


                             続く


番外編


雄二が東京に来る少し前


雄二父:「雄一、久しぶりだな」

雄一:「どうした? 親父」

父 :「雄二が家をでた。大阪は私の庭同様 だから、 東京に行くそうだ」

雄一:「ふーん それで?」

父 :「雄二を家に連れ戻したい。 協力してくれないか」

雄一:「そんなことをするわけないだろう メリットが一つもない」

父 :「金ではどうだ 大金を渡す」

雄一:「俺が 金で釣れるとでも?」

父 :「そうか。 ならば 例のあの件を世間にばらす。」

雄一:「な。 そんなことしたら 親父だけではなく木村家全員終わりだぞ!」

父 :「それが嫌なら 協力することだな。 まずは 雄二の家を教えろ」

雄一:「わかった…」












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