第4話

龗神とシモ・ヘイヘが敵を待ち伏せしていると後ろから気配を察知した。

シモ・ヘイヘ「気づきましたか?2人いますね。レーダーは、案の定反応してますね。」

龗神「とうとう戦いか、頑張るぞ!!!エイエイオー!!」

シモ・ヘイヘ「静かに...相手は僕達がこの塔のどこにいるかはわかっていないはずです。ここから奇襲すれば...」

龗神「無理だよ。」

龗神が食い気味にそう答える。

龗神「神の力を舐めてはいけない。神は独自のセンサーのような物を持っている。実際、神の力があるので君が持っている機械も荷物にすぎない。」

シモ・ヘイヘ「そんな...そんなの勝ち目あるんですか?」

龗神「だから僕がいるんじゃないか!大丈夫。大舟に乗ったつもりでいてくれ。」

龗神がシモ・ヘイヘを安心させるように落ち着いた口調で話した。


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?「ほほう、あれが敵か、あんなバカでかい塔立てたらすぐバレるって。」

?「確かにバレるかもしれない。だがその危険をおかしてまで使いたい戦法があるのだろう。あいつら銃を持っているようだからな。」

?「銃ねー。俺ら分が悪いんじゃないか?」

?「人間よ。分が悪いだと、笑わせてくれる。我の力を舐めているのか?」

?「へいへい、そうですね、破壊の神シヴァさんよ。」

男が面倒くさそうに答えた。


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カフー「お、戦いが始まりそうですねー。えーと、龗神とシモ・ヘイヘペアと、シヴァとアーサー王のペアねー。面白そうですね。」

シナダル「お!!まじで!いやーどうなるかな?ね。どうなるかな?」

カフー「そんなにはしゃがないでください。ほら始まりましたよ。」

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龗神「私の話を聞いて隠れるのは無駄ってわかっただろ。だから、今すぐあいつらの脳天に君の弾丸をお見舞してやれ!」

シモ・ヘイヘ「はい!」

バンッ!と音をたてて氷の弾丸が放たれた。弾丸はまっすぐ飛び、アーサー王の脳天を貫こうとした。しかし英雄、すぐにアーサー王もそれに反応し剣で切り返した。

アーサー「おっと、危ないねぇ。なんだあんな遠くから狙ってんのに当たるのかよ...400メートルは離れてるぜ...」

シヴァ「あいつ、スコープを使っていないぞ!?裸眼で狙ったというのか!?」

シモ・ヘイヘ「切られたか、しかしただの弾丸じゃないぞ。」

アーサー王の剣の先が凍ってきた。

アーサー「何!?剣が凍っているだと...シヴァ!氷を破壊しろ!」

シヴァ「おお!」

パリパリ、シヴァが氷に触れ念じると氷だけが綺麗に破壊された。

アーサー「なるほど、そっちがその気ならこっちもじっとはしておれんな。」

アーサー王が剣を振ると黒い斬撃が飛んできた。

シヴァ「私も加勢する。」

シヴァが剣に触れてまたもや念じた。

すると斬撃が巨大化し、シモ・ヘイヘ達の塔目掛けて飛んできた。

シモ・ヘイヘ「うわぁ!?なんだあの黒いのは!」

龗神「シモ・ヘイヘ君落ち着くんだ。銃を撃つんだ。あの黒いのに向かってね。」

バンッ!銃弾が命中するが斬撃の勢いは止まらない。

シモ・ヘイヘ「ダメです!止まりません!」

龗神「1発じゃない!何発も撃つんだ!」

バンッバンッバンッバンッ、弾丸は命中するが、斬撃は凍らない。しかし順調に小さくなっている。

龗神「僕が出るしかないか。」

シモ・ヘイヘ「龗神さん!危ないですよ!」

龗神はシモ・ヘイヘの声には耳を傾けずまっすぐ斬撃に向かって歩いていく。そうして、龗神は手をかざし、叫ぶ。

龗神「アイスバリア、アイススピア。」

そう唱えると氷の大きな盾が出てきた。盾が斬撃を受け止める。しかし、斬撃は止まらない。すると龗神の手に氷で出来た槍が出てきた。龗神は槍で斬撃を受け止める。

龗神「うおおおおお!!!!!!」

塔の上からシモ・ヘイヘがさらに銃弾を打ち込む。バンッバンッバンッバンッバンッ!斬撃は無念にも止まらない。斬撃は槍を貫き、龗神を貫こうとする。だが、龗神はギリギリのところで避ける。その斬撃は塔にぶつかる。塔がガラガラと崩れていく。

シモ・ヘイヘ「うああ!!」

シモ・ヘイヘが塔から落ちていく。龗神がすかさずシモ・ヘイヘを掴む。

龗神「大丈夫かい?あの斬撃を突破しなければ僕達に勝ち目はないね。」


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カフー「あははは!!最高だね!力と力のぶつかり合い!興奮するねー!」

シナダル「銃と剣どっちが強いのかねー。普通は銃の方が強いが、斬撃が飛ぶとすれば話は違う。さぁ塔が壊れてしまった今、シモ・ヘイヘ君の銃は充分には発揮できないだろう。あの斬撃をどう突破するのかな?」


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バトルシーンやっと書けました。許してください。お願いします。あと戦歴書いてたんですけど、なんかよくよく考えたら、別に書かなくてもいいかなーって思ったんでやめますね。でも、書いて欲しいという方はTwitterで教えていただけると嬉しいです。

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