第3話

龗神「到着ー!!!て事でまずはー拠点作りー!!!」

シモ・ヘイヘ「イグルーですね。」

龗神「その通り!そんな物作るなんて、おやすい御用よ!」

一瞬にしてイグルーが出来上がった。

シモ・ヘイヘ「うわぁー...やっぱりすごいな...さすが雪の神様。」

龗神「ふふふ、私にかかればこんなのちょちょいのちょいよ!」

シモ・ヘイヘ「でもこの高さだと狙撃銃は使いにくいのでもう少し高く出来ますか?」

龗神「りょうかーい!」

ドドドドドドドド!!

凄まじい地響きと共に雪のタワーが出てきた。高さは2、30メートルはあるだろうか。

シモ・ヘイヘ「うわ!?!?こんなに高いのも一瞬で!?!?」

シモ・ヘイヘが子供のようにキラキラした目で驚いた。

龗神「神の力を使えばこんなの朝飯前よ!」


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ポセイドン「さて、自己紹介も済んだことだ。次は何をする?」

佐々木小次郎「やはり戦略をねった方が良いのでは無いですか?すみません僕のようなゴミムシが意見を言ってしまい...」

ポセイドン「そう、自分の事をけなすでない。お主は確かに武蔵という奴には負けたが今ではそれに劣らぬ力を持っている。だからこの戦いに参加させられたのではないか?そうでなければ今私は武蔵という奴がペアだっただろう。」

佐々木小次郎「ポセイドンさん...ありがとうございます。なんだか元気が出てきました。」

佐々木が泣きながらポセイドンに感謝を伝えた。

ポセイドン「泣くな泣くな。ほら涙を拭え。」

佐々木小次郎「うう...僕今まで降参しかしてなくてで黒星ばっかりで武蔵とだけは真面目に戦おうと決めたんです。だけど負けて死んじゃって霊界に行った時みんなから馬鹿にされて...でもポセイドンさんの言葉で自分の良さが見つかったかも知れません。感謝してもしきれません。」

ポセイドン「我は、思った事をそのまま申したまで、この言葉で変わるかどうかは貴様次第だ。」

ポセイドンが照れ臭そうに言った。

佐々木小次郎「は、はい!!!」

ポセイドン「で、戦略を話し合うとするか、ん?貴様の武器を見せてみろ。」

佐々木小次郎「え、あ、はい。」

佐々木がポセイドンに刀を渡すと物珍しそうにじっくり見てポセイドンは言った。

ポセイドン「こ、これは...綺麗だ...透き通った刃、しかも全く刃こぼれしていない...なんだこの武器は...」

佐々木小次郎「それは私の国に代々伝わる刀という武器です。」

ポセイドン「かたな、聞いた事があるぞ。日本の神が誇らしそうにこのかたなという武器のことを話していたからな。」

ポセイドンが刀の素晴らしさに感嘆した。

ポセイドン「だが、こんなに素晴らしい武器でも神には通用しない...そこで武器を強化する事にしよう。」

そう言うとポセイドンは刀を持ちなにか呪文の様なものを唱えだした。

ポセイドン「我に従いし海洋たちよ我にちからを貸したまえ、ウォーターコーティング!」

すると刀が水に囲まれ青く変色した。それはまるでパラオのビーチの様な鮮やかな色だった。

佐々木小次郎「刀が水色に...これが神の力...」

ポセイドン「その刀には海洋の力や我の神の力が込められている。その刀は鉄を切り裂き、空気をの流れより早く移動する。名を水神刀。」

佐々木小次郎「か、かっこいい...ありがとうございます!」

ポセイドン「気にするな。戦いに勝つためだ。」


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カフー「ポセイドンと佐々木小次郎のペアも武器を作りましたか...とても面白そうだ!!!」

シナダル「どれどれ、なるほど、氷の銃弾を放つアイスバレッターに鉄をも切り裂く水神刀ね。どっちも強そうだね。だけど他のペアも負けてなさそうだよー。勿論こちらの刺客達もね...おい!アサギラさっきから研究室にこもってたけど、武器は出来た?」

可愛らしくメガネをかけた背丈の低い女の子が沢山の武器を持って出てきた。

アサギラ「うん!できたよ!空間をも切り裂くハサミに、小さな島なら簡単に破壊させてしまうダイナマイト、他にもいーっぱい!」

シナダル「おう!ありがとうな!もう休んでいいぞ!あとはこの武器の資料をまとめて欲しいなー。ワサウラくーん。」

ワサウラが嫌そうな顔して自分の部屋から出てきた。

ワサウラ「あーもう!わかりましたよ!やりますから邪魔しないでくださいね!特にアサギラ、君はいつも僕の部屋に来て遊ぼう遊ぼうって集中出来ないんだよ!」

そう言うとアサギラは悲しそうな顔して

アサギラ「ごめんなさい...遊び相手がいなくて同年代の君しか遊び相手がいなくて、ごめんなさい。」

ワサウラ「ご、ごめん、俺も言いすぎた。たまには来てもいいけどあんまり仕事中は来ないでね。」

ワサウラが申し訳なさそうに謝罪して自分の部屋の向かった。

シナダル「あれ?アサギラいっつも弟と遊んでなかったけ?」

アサギラ「うふふ、意地悪しちゃった。」

アサギラはさっきの悲しそうな顔が嘘のように明るい顔をして言った。


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シモ・ヘイヘ&龗神ペア 拠点を作る。戦績0勝 0敗 0引き分け

佐々木小次郎&ポセイドンペア 武器を開発。戦績 0勝 0敗 0引き分け

主催者側も武器を開発。

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