二章 モンスターリスト

【ケイヴリザード】 ・黒く大きなトカゲ。


【モスイーター】 ・普通は緑色のトカゲ。家猫大。※ バスガルのダンジョンでは、体色に赤が混じる。


【ロックカミーリャン】 ・周囲の景色に擬態するカメレオン。家猫サイズ。


【バーグラーサーペント】 ・獲物を捕まえると、戦闘中であっても連れ去る大きなヘビ。


【鼻トカゲ】 ・鼻の大きなトカゲ。小型。


【トサカトカゲ】 ・トサカのあるトカゲ。小型。


【鼻ムチヘビ】 ・鼻の尖った細長いヘビ。小型。


【フェイクドレイク】 ・竜のような姿のトカゲ。体は大きいが、鈍重であまり強くない。


【アッシュバット】 ・灰色の小型のコウモリ。


【コヒーレンスバット】 ・超音波で攻撃してくる大型のコウモリ。


【スリープゲッコー】 ・【睡魔】の魔法を使うヤモリ。大きさは中型犬サイズ。


【羽トカゲ】 ・羽のあるトカゲ。飛行可能距離はそこまで長くない。


【グライドリザード】 ・モモンガのような飛膜で滑空するトカゲ。


【各光トカゲ】 ・光るか光を反射するトカゲ。小型。・ブリンクリザード ・グリッターリザード ・スパークルリザード ・シマーリザード


【サンドヴァイパー】 ・砂地に生息する毒ヘビ。


【マッドアイ】 ・泥濘地に潜むワニ。沼から目だけをだして忍び寄る。不意打ちが得意。


【ディジネススネーク】 ・眩暈を起こす霧を纏うヘビ。毒は弱いが、大型のヘビ。


【ロックスケイルヴァイパー】 ・岩のような鱗を有する毒ヘビ。見えづらいうえに毒もある。


【ダブルヘッダー】 ・双頭の大型トカゲ。


【ビッグヘッドドレイク】 ・頭の大きな竜。竜系モンスターとしては下級。ただし、普通のモンスターとしてはかなり強力。


【パニコスアクリダ】 ・群れを作る、バッタのモンスター。【混乱】の魔法を使う為、対処が非常に厄介。特に、中級や下級の冒険者、あるいは一般人が襲われると、被害が甚大になる。理由は、生命力の理で【混乱】をレジストできないから。

・フェイヴがこれまで出会ったモンスターの中で、一番厄介だと感じたモンスター。


【ペッシムアピステッレストリス】 ・群れを作る能力の高いスズメバチ。こぶし大で防御力が高く、普通の虫系には有効な熱変動にも強い為、群れの対処は非常に困難。

・フォーンにより既に有効な攻略法が確立されており、【テルチャー】の痺れ薬を使うと一網打尽にできる。それまでは、このモンスターがいる森ごと焼き払う程に危険視されており、最悪のモンスターの一匹とされていた。


【ギギ一〇六号】 ・詳細は不明。カマキリ頭のリザードマン。翼アリ。


【銅胴アリ】 ・外骨格が銅製の、大型犬並みののアリ。


【青銅アリ】 ・外骨格が青銅製の、大型犬並みのアリ。


【パラライズアント】 ・麻痺毒を有する大アリ。


【シザーキャット】 ・獣系のモンスターで山林に生息する猫。


【グラットンスラグ】 ・大食い蛞蝓。


【レイザーファング】 ・剃刀牙狼。


【ブラッドウィドウ】 ・巨赤蜘蛛。


【跳び蟹】 ・ゴルディスケイル一層のモンスター。


【大フナムシ】 ・ゴルディスケイル一層のモンスター。


【ジャイアントシザー】 ・ゴルディスケイル四層のモンスター。巨大な二つの鋏を持つ海老。


【ロックヘッドタートル】 ・ゴルディスケイル四層のモンスター。勢い良く頭突きをしてくる、一・五メートル程の亀。対近距離。


【ビッグアーマータートル】 ・ゴルディスケイル四層のモンスター。大きな甲羅を有する、一・五メートル程の亀。対遠距離。


【アイアンロブスター】 ・ゴルディスケイル四層のモンスター。鉄の甲殻を有する、一メートル程の海老。


【バブルクラブ】 ・泡を吐く、体長一メートル程の蟹。


【ラピッドワーム】 ・水棲のムカデのようなモンスター。ゴカイ。三、四〇センチ程。


【豚鬼】 ・顔が豚の鬼。要はオーク。皮は日用革製品として、幅広く利用される。


三角牛トリプルホーン】 ・三本角の牛モンスター。肉が美味いが、普段は捨てられてしまう。


【肉食赤茄子】 ・口のあるトマト。


肉食金茄子ポモドーロ】 ・口のある黄トマト。とても美味。


金大猿ゴールデンゴリラ】 ・森林地帯では非常に厄介な獣系のモンスター。ただし、開けた場所では対処が楽な為、ランクは中級。


【ホワイトグリズリー】 ・白い毛皮の熊。非常に獰猛で身体能力も高い。外見は完全にシロクマ。


三鉾鹿トライホーンディアー】 ・トライデントのような特殊な形状の角を有する鹿。なお、モンスターではなく、この世界固有の野生生物。




【名称について】

 弱く、繁殖力旺盛で、下級冒険者や一般人にも対処が容易なモンスターは、角ウサギや脚ネズミといった、身も蓋もない現地語の名称で呼ばれるようになる。学術的な正式名も、ちゃんとある。

 英語訳されている名前は、主人公がいる地域の言語で表された、モンスターの正式名称の表現。【パニコスアクリダ】を現地語で訳すなら【コンフュージョングラスホッパー】になる。無論、本来の発音は全然違う。



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