第28話インフェルノ!
「玲奈!!!」
僕は大声で叫ぶ
ワイバーンの爪がれなのからだを切割いたので最悪の場面を想像してしまう。
「よっゆう!」
どうやら無事だったようだ。スキルか何かで攻撃を回避したのだろうか、ワイバーンも回避されると思ってなかったらしく。
あせった表情になっている。
「喰らえ!」
玲奈がワイバーンの目を斬りつける。
ワイバーンが目を潰され悶ている。
ここで決めれば勝てる!
「芽依!」
「わかりました!【インフェルノ】」
5メートル大の炎がワイバーンめがけて突き進む。
100キロを超えるスピードで火の玉が進む。
火の玉が通った場所の地面はどろどろに溶けている。
玲奈が避けることは不可能だ。僕はとっさにルームの中に玲奈を入れた。
『GYAAAAAAA』
ワイバーンが炎の中で叫んでいる。
ワイバーンが炎の中で倒れた…
「え、えと、海くんやばくないですか?」
「やばいな…一旦ルームの中に避難するぞ。」
インフェルノの威力が強すぎてボス部屋の温度がどんどん上がっていく。
今の時点で肌がヒリヒリして痛い。
とりあえず僕らはルームの中に一旦避難した。
◆
ルームの中に入ると
「おにーちゃんたちおかえりどうだった?」
「倒せたんだが…熱くて出れない…」
「インフェルノ強すぎです」
玲奈は何かを察したのか何も聞いてこなかった。
僕たちはボス部屋が冷めるまでルームの中でゲームをして時間をつぶすことにした。
◆
「やった!1基落とした!」
「あ〜当たらない…」
「み、右に進みたいのに左に…キャー」
僕たちは大乱闘スマッシュシスターズというゲームをプレイしている。
相手をステージから落とすゲームだ。
芽依は勝手に落ちていっているが、時々綺麗にはめてきて1基持っていかれる。
僕はそんなに得意ではないので変なところに攻撃して後ろからやられる。
結果勝利したのはCPUレベル9だった。
「負けたー」
楽しかった。たまにはこういうのもいいな…
「そろそろ出るか」
時間もだいぶたっているだろうしルームから出る。
「あ…」
「忘れてた…」
おい
ちなみにドロップは全損だった
次からはそういうことも気をつけることにしよう。
◆
「十階層攻略を祝ってーカンパーイ」
「「カンパーイ」」
僕たちは近くの焼肉屋で打ち上げをしていた。
ちなみに全部僕持ちで超高級肉が扱われているため、すごく高い。
合計10万かかった。食べ放題ではないから高いのはしょうがない。
トイレ行ってくると言ってこっそり払っておいた。
明日はゴロゴロするぞー!
「玲奈どうやってワイバーンの攻撃を躱したんだ?」
「フッフッフッよくぞ聞いてくれました。遅いけど…」
どうやらもう少し早く聞けばよかったみたいだ。
「影魔法に影化っていうスキルがあってそれを使ったら1秒だけ影になれるんだよ!」
ドヤァァァ!
こんな音が聞こえそうな表情をして玲奈は言った。
1秒じゃなかったら羨ましいスキルだな
__________
明日夏休み最終日なんですが宿題を一個も終わらせていないため投稿できるかわかんないです。
600フォロー感謝です☆179(実質180)も…
文字数がPVに負けた…頑張ろ…
ぜひこの作品をフォローしてください!モチベ向上に繋がります。
そして気が向いたときに星をつけてくれると嬉しいです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます