第16話家族旅行#ボス部屋までダイジェスト編

「各自熱中症やダンジョンのことについてはきをつけること。以上解散」


 そんなこんなで僕たちの夏が始まった。


 僕は明日から家族でダンジョンに家族旅行に行くので家に帰って準備をしないといけない。






「おにーちゃん他に何がいるかな?」


「砥石ちゃんと入れたか?」


「入れてるよ〜」


 おもっていたよりも必要なものがない。


 いつもの道具にテントなどキャンプグッツと着替えさえあればいいので、あんまり準備に時間がかからなかった。


 僕は暇なので、明日しようと思っていたポーション売をしようとしていた。







「おにーちゃん売れるの?」


 僕が『ポーション売ってくる』と言ったらついてきてくれた。


「お、お前あのときのポーション屋じゃねーか久しぶりだな。」


「久しぶりってほどたってないと思うんですが」


「まあ良いだろそんなこと。ポーション10個」


「良いんですかそんなに…10000円です」


 売れるときはちゃんと売るこれ大事僕はサッとかばんからポーションを10本取り出す。


「いい性格してんな。良いだろ別に俺たちは明日から5階層のボスに挑戦するんだから。」


「ならライバルですね」


「お前も挑戦するのか?」


「ええ家族で…僕は裏方ですけど」


「ならそこの嬢ちゃんも参加するのか」


「そうですよ。兄妹の贔屓も加味してあなたよりは強いですよ。」


「ほう。まっ、楽しみにしとくわ」


「またのご来店を」


 その後前売ったときにいた人がポーションを買ったくれて、30分で100本売り切った。


「おにーちゃん思ってたより売れるの早いんだけど…」


 若干引いてる人が一人。







 そして当日




「おとーさん早く車出して!」


 父さんの準備も終わり僕たちはダンジョンへ向かった。




[一階層]


「誰が先に2階層行くか競争ね!」


 玲奈の提案で何故か競争になった。勝てる気がしない。




 結果1位玲奈 2位お母さん 3位僕 4位お父さん


 という順番になった。




 [2階層]


 僕たちは迫りくるうさぎを完全無視して3層への入口に向かっていた。


 完全ていうのは誤解がある。


 正面からくるうさぎは、僕が銃で打倒して誰かがそのドロップを拾うことをしていた。



 [3階層]


 実はダンジョンガチ勢のおとーさんが道を覚えていたので、そのとおりに走ってすぐおわった。


 3階層は、大地のフィールドで、そこらに空いた穴からラットが出てくるという、ただただ穴がうざいフィールドになっていた。


 1時間でクリアした。




[4階層]


 ココは森のステージだ。[ウルフ]が出てくる。


 ウルフは基本集団行動、奇襲がメインになってくるのでとってもうざい。


 だがそれだけで、一体一体はそこまで(今まででは1番強いが、)強くないので、1体1体しっかり対処すれば、余裕で倒すことができる。




 [5階層]


「ね〜私達冒険してなくない?」


「それは思った」


 だって、ほとんど最短ルートで次の階に移っているんだもの。


「しょうがないじゃない。敵が弱いんだから。」


「だが、ボスはものすごく強いぞ。」


「楽しみ!」


「そうね」


 このバトルジャンキー共が…




 その1時間後僕たちは、無駄に威圧感のある扉の前に立っていた。


「開けーごま」


 古!!


「先に記念写真とろ!ツイッターに上げるんだー!」


 家族写真をパシャリ。




 そんな茶番をして僕たちはボスの居る扉へと入っていった。




____________________

祝1Day1000pv over

☆61


支援術師は【支援】できない

という作品を書いてみました。夏休み中は毎日更新できたら良いな‥とだけ思ってます。(信用しないでください)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る