第10話相棒#1
「ただいまー」
僕はあの後ダンジョンをさまよい続けていたときに、たまたまダンジョンから出ようとしている人を見つけたため、その人達にダンジョンの外に連れて行ってもらった。
危うくダンジョンで野宿することになるところだった。
時間は6時を回っているだろう。空も若干薄暗くなっている。
まあ玄関で考えても無駄だし僕は家に入った。『ガチャ』
何故かドアに鍵がかかってる。『ガチャガチャ』やっぱり開かない。
「おーい玲奈!おかーさん!おとーさん!開けて!!」
「おにーちゃん…言うことは?」
言うこと?ただいまはもう言ったし……僕は今の時間を思い出す。
「帰ることが遅くなり申し訳ございません。」
「よろしい」
どうやらこれで良かったようだ。
家を出る前に『昼過ぎに帰る』と書き置きをしたのにこんな時間に帰ったんだから心配したのだろう。しかも行き先は未知のダンジョンだ。心配しないほうがおかしい。
◆
僕は部屋で、今日ゲットしたアイテムを見ていた。
【スライムの核】×12
【スライムゼリー】×11
【スライムの魔石】×21
【クリスタルゼリー】×1
【スキルオーブ【狙撃】】×1
【クリスタルゼリー】
クリスタルスライムのドロップアイテム
2つだけ形状を記憶し、魔力を込めることで記憶した形になる。形状は6時間で記憶される
【スキルオーブ】
スキルの宿った宝玉。使用した対象にスキルとステータスを与える。(ステータスを持っていたらスキルのみ)
【狙撃】
遠距離型の攻撃スキル。レベルが上がると使える技が増える。
(レベル1:ショット)
今の僕に足りないのは決定打だ。今日戦ったのが、欠点しかないスライムでなければ僕は傷一つつけれずに死んでいただろう。
そのぐらい僕には決定打がない。だが、僕のステータスは、レベルが上ったが、筋力は未だ3。つまりどれだけいい武器を持とうが、武器本来の力すら出せずにやられてしまう。
だがそれは接近戦での話だ。僕は運がいいことに狙撃のスキルオーブを手に入れることができた。
だから僕は今から遠距離の武器を作る。
◆
今から、武器を作る。候補としてあげられたのは弓と銃だが、弓はおそらくショットが使えない。ネットで調べたら、指の先から魔力(?)の玉を飛ばすスキルらしい。
なので銃を作ることにした。
僕が作る銃は拳銃と狙撃銃だ。クリスタルゼリーは2つまで記憶できるので、耐久が高そうな相手には狙撃銃基本は拳銃というスタンスでやってみようと思う。
クリスタルゼリーはゼリーみたいにプルプルしているので、銃なんて作れない。
なので、魔鉄(鉄+魔石)をクリスタルゼリーと融合するイメージで【錬金】していく。
このときにクリスタルゼリーの効果を消さないようにゼリーに鉄を混ぜ込むように錬金する。
僕の長い夜はまだ終わらない。
___________________
作者の夜も終わらないです。
宿題やばい(´;ω;`)
明日の朝までにかけたら出します。期待しないでください。
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