第2話自分の実力
ダンジョンから帰り僕は部屋でうずくまっていた。
理由はこうだ
近づいてきたスライムを倒すべく近くにあった石などを投げつけたり、蹴ったりパンチしたりを繰り返すものの、スライムに傷をつけることすらできず、大浦さん(隣の人)にナイフを貸してもらい10分間切りつけてようやくスライム1匹を倒すことができた。
スライムを倒すと
【レベルを取得しました】
という音が聞こえ、目の前に丸いものと、紫色の石が落ちていた。
ドロップアイテムだと思う。
レベルとアイテムを取得したが、その代わりに色々と失ってしまった気がする。
皆が僕をかわいそうなものを見る目で見つめ、大浦さんに関しては肩をたたいて
「気にするな」と、半ば笑いながら励まして(?)きた。
その後僕はダンジョンをあとにしてトボトボと家に帰って
今、部屋でうずくまっている。
◆
「気にしても仕方がないから色々と確認するか」
僕はパソコンとノートを広げダンジョンのことなど調べ始めた。
◆
_____数時間後、
「よし、調べた内容まとめるか」
●『ステータス』と唱えることで自分のステータスがわかる
●1体目のモンスターを倒さないとステータスは取得できない。
●日本にダンジョンは100個あり、世界中にダンジョンで溢れている。
●ダンジョンの立ち入りを一時的に禁止する方針と国が発表。
●今はまだスタンピートなどは起きてない
●明日から一週間学校が休みになる(嬉しい)
●スキルは使っていればレベルが上がる
‥.....
「ステータス」
日向海『ひなた わたる』【錬金術師】
Lv0
筋力3
知力15
防御8
幸運34
【錬金1】【錬成1】【抽出1】【合成1】【鑑定1】
「鑑定キター!!」
脊髄反射で叫んでしまった。落ち着け僕。筋力が絶望的だけど運は高い運は
◆
「とりあえず合成試すか」
錬成と抽出はやり方がわかんないし鑑定で見ても、
【錬成】魔石を使い錬成できる。
【抽出】意識した成分を取り出す。
としか表示されない。錬金は
『今までで入手したアイテムだけでは【錬金】できません』
とかえってきた。
とりあえず机の上に(観賞植物から採った)木の枝を2本おき2つが合わさるイメージで
「【合成】」
2つがひかりその光が合わさり‥
【上質な枝】
折れた枝2本の合成に大成功しできた枝。硬い
「思ってたより早かった‥」
もっとこうギュイーンとかボンとか効果音がなると思ってたら、即完成。
しかも大成功。
その後も(お母さんの)観賞植物の枝を使い合成をし続けた。
[メモ]
折れた枝+折れた枝→枝
折れた枝+折れた枝⇒上質な枝
枝は折れば何度も使える。
―明日の更新は、朝7時夕方5時を予定しています。執筆がうまくいけば、もっと更新していく予定です
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます