ご縁がありこの物語に出会いました。更新分まで読み終えましたので、レビューさせていただきます。
世界に喧嘩を売った戦争屋【インフェルノ】。そこに属する彼らが『世界改変』という目的の為に、とある国に押し入るところから物語は始まります。
そこから繰り出されるのは、生き生きとしたキャラクター達による、群像劇。彼らの躍動感溢れる戦いや、思わず笑いを誘うやり取りを楽しみながら読み進められる、キャラクター達の物語。気が付くとスイスイと読み進めてしまっておりました。
個人的には緩急のつけ方がお見事だと思っております。キャラクター達の日常を描く緩と、戦いや状況で彼らが直面する急の部分。どちらにも振り切れている訳ではなく、ちょうど良いバランスである為に、ああ面白いなあ、と素直に感じてしまったのでしょう。
血なまぐさい中でワイワイしている彼らの、世界をリメイクしていく物語。今後、彼らがどんな世界を望んでいくのか、続きを楽しみにしております。
他の皆さんも是非読んでみてください。
このレビューは『15話 女装する野郎ども』まで読んだ段階で書きました。
私の最初の印象は、じつは、
「好きではないが優れている」
でした。
不運にも序盤のみ相性が私と噛み合わなかったためです。
しかし私は作品外から評判をえていて、
せっかくだから読みました。
通常なら過程で読むストレスがありがちですが、
そこが違った。
文章が優れているのですいすい読めてしまいます。
そうして読んでいくと、
登場人物がそれぞれどんな奴らなのかわかり、
好きになってしまいました。
動向の相性も噛み合ってきた。
見事な戦略です。
1話に登場する、
ピザ屋さんのおっちゃんは最初からすきです。
こういうチョイ役が印象に残る作風はすき。
他のチョイ役も、
ごく短時間で魅力が引き出される、
確かな腕です。