第134話『泥だらけの帰路』
そして、メンバーは順にそれぞれが体験したことについて、情報を共有した。
まず口を開いたのはリリアだった。
彼女は、スプトン共和国の海岸に停められていた船の中で、ジュリオットと共に氷結の眠りから目覚めると、自分達が眠っていた間に起きた出来事について、フィオネから聞いて即、スプトーラ国立展望台に向かったらしい。
しかし彼女らが到着する少し前、スプトーラ国立展望台はヘヴンズゲート陣営からの砲撃を受けており、薬品類を保管していた部屋が崩壊。
それにより戦争屋陣営は、著しい薬品不足を起こしていた。が、リリアと数分差で駆けつけたジュリオットが、フラムやイヴ、その他数人の処理班員を招集。自身を含む計10人で、スプトーラ大森林に群生する薬草の採取班を結成したらしい。
だが、いざ出発という時、大森林から重症のペレットが登場。
彼がそのまま倒れて気絶したため、リリアとジュリオットは展望台に残り、彼に応急手当をしたのだそうだ。
班員の手伝いもあって、幸いペレットは止血できたらしいのだが、彼女は『1つ妙なことがある』と話す。実は応急手当の間、他の負傷者の手当を任せていた分身フラムが姿を消してしまったらしい。リリアは、それが酷く心配なのだという。
次に口を開いたのはノエルだった。
彼女は、戦争が始まってからしばらくの間は1人で戦っていたのだが、途中からシャロ・レムらと遭遇。彼らと行動を共にしていると、突然気を失ったそうだ。
後にレムから聞いた話では、バーシーという氷使いに攻撃されたのが気絶の理由だったそうなのだが、あまりに突然で、攻撃された自覚はなかったと語った。
その後、レムがバーシーと交戦し、気絶したノエルはシャロに抱えられて逃走。それから何があったのかは全くわからないが、目覚めた時、何故かシャロはマオラオに対する恨み言を吐きながら泣いていたという。
また、レムは戦闘中にバーシーによって凍らされたそうだが、バーシーが死んだことによって氷から解放され、後に再び合流することが出来たと話した。が、
「ボクが気絶している間……不思議なことが、2つありまして」
まず、彼女が目覚めた場所のすぐ近くに、バーシーの死体があったらしい。
先の話で、バーシーと交戦したレムは氷の眠りについていたことがわかるので、一聴するとシャロが殺したように思えるのだが、曰くバーシーは首の部分が歪に千切れており、鋭利な刃のついた大鎌を扱うシャロらしい痕跡ではなかったという。
更にもう1つ、ノエルの全身の傷が――バーシーからのものも含め、この戦争で受けた傷が全て完璧に治癒していたそうなのだ。
この2つの不可解な事象に関しては、恐らくシャロか、シャロがしきりに口にするマオラオのどちらかが、何かを知っているのではないかとノエルは語った。
最後に口を開いたのはギルだった。
ギルは、ヘヴンズゲートの拠点に突入後、ジャックと共に白装束を殺して回り、ミカドという人物と対峙したそうだ。
ミカドはギルと互角以上に強く、気絶しないはずのギルが何故か気絶させられる事態もあったそうだが、ジャックの奮戦によって2人とも無事だったらしい。
だが、ミカドとの戦闘中にジャックが放った電撃が、何故か室内に隠されていた複数の爆弾に引火。爆発の連鎖を起こし、学院を火の海に変えてしまったと話す。
幸い、2人ともシーアコットによって救出されたらしいのだが、爆発に巻き込まれたギルは服が全焼し、大変なことになっていたそうだ。
その後、運良く着替えることが出来たギルは、学院内に生体反応がないと知り、ジャック・シーアコット・ほか複数の処理班員と共に荒野を逆戻り。
道中、エラーと名乗る少女に出会い、その少女を討伐したそうなのだが――。
「ジャ……ックと、フラム。それから処理班のやつが2人、そいつに殺された」
眠るシャロを横目に、ギルは歯切れを悪くしながら告白する。
と、皆の顔つきが変わった。
ジュリオットは、フラムを処理班に任命した立場からか、罪悪感を滲ませた驚きの表情を薄く浮かべて息を詰め。
ノエルは、挙げられた名前にピンと来ていなかったようだが、殺されたという言葉に剣呑な表情になって口角を結ぶ。
そしてリリアは唇を震わせ、絶望したような蒼白の色に染め上がった。
ただし――フィオネだけは、顔色を変えなかった。
まるでギルが告白した出来事さえも、事前にわかっていたかのように。真剣な表情ではあったもの、ギルの発言に影響された様子は全く見せなかった。
それを確かに認識しながら、ギルはあえてフィオネから目を逸らし、
「シャロのとこでもマオラオになんかあったみてェだし、なのにマオラオはどこにも見当たんねェし、割とどこも散々なことになってそうだな……どうする? シャロも起こして話を聞くか? こっちの、クソガキは起きてるみてェだけど」
「……え?」
ノエルの驚いた声。同時に、全員の視線がペレットの元に集まって、
「――」
居た堪れなさそうな表情で、彼は起き上がった。
身を起こす時に痛みが走ったらしく、ペレットは一瞬顔を歪めたが、すぐ平静になって正面から全員の視線を受け止める。
「どーだ、今の調子は」
「……頭はクラクラするのにボーッとするし、全身痛くて敵いませんけど、気を失う前よりはずっと楽ですね」
「なら良かった。話は全部聞いてたよな? あとは、お前の方からも時系列の補完をして欲しいんだが――まずは手短に、どうして俺らを切ったのか、どうして俺らの元に戻ってきたのか、説明してくれるか」
「……」
若干、威圧的なギルの雰囲気に、僅かにたじろぐペレット。
思わず目を逸らした先に、シャロの姿があった。彼は、寝台で横になっていた。起きてはいないようだが、彼の姿を見ると少しだけ気まずい気持ちになる。
ペレットが意識を取り戻したのは、実は献血の最中からだった。目を閉じていたので視野情報がなく詳しいことはわからないのだが、血を提供してくれたのがシャロであることや、頬の辺りに触れられたことは知っている。
色々思うことはあるが、彼が居なければきっと、自分は死んでいたのだろう。せっかくチャンスを与えてくれたのだ。この機会は上手く利用しなければならない。
ペレットは息を吐いた。
そして、全ての経緯を説明し始めた。
*
ペレットは話した。自分のほぼ全てを話した。
自身がスプトン共和国の暗殺者であったこと、自身がいた暗殺者養成学校がヘヴンズゲートによって壊滅したこと。行きたかった外の世界に行ける代わりに、ヘヴンズゲートの統率者に、手先になることを約束させられたこと。
当時ヘヴンズゲートが警戒していた『戦争屋インフェルノ』に探りを入れる為、記憶をなくした状態でペレットが送り込まれたこと。
カジノ『グラン・ノアール』にて突然全ての記憶を思い出し、身柄も回収されてヘヴンズゲートに戻ったこと。完全に敵対したつもりでいたが、自分をよく知る少女に本心を問われて、戦争屋に戻りたいと思ったこと。
その全てを簡略化して伝えると、全員が重く沈黙した。そんな中、
「都合が良いわね」
そう溢したのは、目を閉じて話を聞いていたフィオネだった。
「アタシは出来るだけ、去る者は追わない主義よ。だから、貴方が裏切ったことに関してはどうでもいい。惜しいとは思ったけれどね」
「……」
「でも、またこっちに戻ろうって言うなら話は別。アタシ達と、向こうの組織。2度裏切った人間は、何度も繰り返すわ。信用できると思って?」
「……確かに、そうかもしれませんね」
ペレットは瞑目する。
ペレットは、戦争屋という組織やフィオネに忠誠を誓っているわけではない。仲間に危害が及ぶのなら守りこそすれ、ジュリオットやノートンのように絶対的な、死んでも構わないとまで思うような強い意志は持っていない。
所詮その程度だ。裏切らないという保証は出来ない、証明も出来ない。
「でも」
裏切れないという保証なら出来る。裏切らないではない、裏切れない保証。
「……残念ながら、俺に他の居場所なんてないんスよ、フィオネさん」
「――どういうことかしら」
「文字通りっスよ。逃げ場所なんてこれ以上ないんだ。ヘヴンズゲートは、アンタの元に入ってる情報以上に世界の侵略を進めてます。俺みたいな歪な育ち方をした人間の居場所なんて、もうじき
戦争屋が自らの目的を阻む存在を殺して回ると同時に、ヘヴンズゲートもまた、数々の組織を壊滅して回ってきたのだ。真の楽園――独裁国家ならぬ、独裁世界を作るという真の目的を、悪を滅するという名目の内側に隠して。
だから今、ヘヴンズゲートに抗える存在は本当に少なくなっているのだ。
世界的規模のマフィアグループや、スパイ組織は既に壊滅済み。
国単位で言えば、大北大陸のロイデンハーツ帝国、中央のディエツ・デルガ・スプトンの三国はヘヴンズゲートの私物化。
アンラヴェル神聖国は没滅し、残されているのは大東大陸・オルレアス王国とドゥラマ王国、大西大陸が
オルレアス王国とドゥラマ王国は実質戦争屋の管轄下にあり、それなりの国力も持ち合わせているが、花都シグレミヤは長期間の鎖国でその実態が不明、水都クァルターナは内戦中といった条件の悪さ。
つまり南西の大陸を除けば、世界の勢力は本当に二極化されつつあり、ヘヴンズゲートから逃げるのであれば、戦争屋に居ることしか出来ないのだ。
もっとも、今のペレットにとっては、それこそが本望なのだが。
「……貴方が再び向こうにつく可能性は?」
「それもないですね。ギルさん達が爆発させた爆弾、仕掛けたのは俺なんです」
そう言うと、フィオネの目が僅かに見開かれる。
――今、どこまで燃え広がっているのか知らないが、あの爆弾は威力と範囲がとても大きいものだ。消火にもかなり手間がかかる上、巻き込まれれば確実に死ぬ。
なので今頃、向こうの研究資料は全て黒焦げになり、彼らはペレットを恨みながら狂死していることだろう。そも、犯人すらわからずに死んでいるかもしれない。
それに、
「もし生きてたとしても、まぁ、帰るのは無理でしょうね」
「そう言ってるけど、ウチの拠点も貴方達に燃やされてるのよ?」
「あー……そりゃ、ごめんなさいとしか言いようがないっス、ごめんなさい」
『でも、殺してないですし』という言葉は、一瞬喉から出かけたが止めておく。それは結果論だ。あの時のペレットは本気で彼らを殺すつもりでいた。
拠点の中で留守番をしていたフラムを殺さなかったのだって、たまたま生け捕りにしろという
たまたま組織の方針が、戦争屋の罪を世界の前で並べ立て、極悪人として彼らを処刑することで、人々からの支持を集めようというものだっただけ。
「でも、ほら。俺のことがまだ必要でしょう? ……アンタも」
「――へぇ?」
舌の達者さを取り戻し始めたペレットを前に、フィオネの口角が僅かに歪む。その煽るような笑みを、ペレットは『自身を試されている』と受け取ったが、傍から見ている人間の目には少し違うものに思えた。
フィオネはただ、真っ直ぐな目で喋るペレットを、楽しんでいるように思えた。
「約2年前。記憶のない、不審な子供でしかない俺をアンタは招き入れた。でも、フィオネ=プレアヴィールは慈善活動をしない」
「ずいぶんなご評価ね」
「自他共に認める事実でしょう」
「言うわね。いいわ、続けて」
「――だから、その行動にも利益を見出してたんスよ。俺がいることで、アンタに得があったんです。そして、アンタは人を道具だと思ってる。感情があって、報酬が要るだけの道具。手元に置いても得がないなら、平気で切り捨てられる」
「……」
「けど、アンタは俺を切ってない。まだ切れないんです。この先に俺を、最大限に利用する時が来るから」
そう言うと、フィオネは黙り込んでペレットの目を見据えた。
系統の違う、紫色の視線が空中で交わる。
思い返すと図々しい説得である。もう少し、頭の良いことが言えればよかったのだが、あいにく今のペレットの立場は『帰ってきた裏切り者』だ。相当分が悪い。
しかも、相手はフィオネなのだ。聞こえの良い嘘をついても、やたら遠回りに手の込んだ説得をしても、一言でくじかれるだけである。
だから、フィオネにとっての、自分の必要性を訴えかけることしか出来ない。
これでダメなら、もう打つ手がない。ペレットは息を飲んだ。すると、
「――ずいぶんと、生意気になって帰ってきたわね。昔はもっと、アタシの前ではよそよそしい子だと思っていたんだけれど」
フィオネは澄ました表情で、さらりと薄い金色の髪をはらった。
「とりあえず、貴方のことは保留にしましょう。貴方が必要なのは事実だから。ただし、貴方にはこの戦争が終わるまで、外に出ることを禁じるわ」
「――!!」
ペレットの目が見開かれる。
上手く言い表せぬ感情の奔流が、胸の奥で熱く渦を巻いた。
体温が1度か2度ほど上がったような錯覚がして、ペレットは熱い頬に手を当てながら、壊れたカラクリ人形のように言葉を紡ぐ。
「わか、りました……ありがとう、ございます。……あ、それと、すみません」
「何かしら?」
「俺がここへ来るのに、協力してくれた人がまだ向こうに残ってて……あ、いや、避難してもらってるので、今燃えてる校舎の中には居ないんですけど。その人も、ヘヴンズゲートから連れ出したいんです」
言いながら、ペレットは気絶する前のことを思い出す。
途中で居合わせたもう1体の巨大馬に、首の肉を抉り取られるよりも少し前。
スプトーラ学院の一部が、起爆スイッチも押していないのに爆発したとセレーネから連絡があった時、急いで彼女を学院の外へ避難させたのだ。
この、ジャックが原因となった急展開は、こちらも予期していなかったのだが、セレーネ曰くおおむね予定通りに進んでいるらしいので、そろそろ『交渉』の結果が伝えられるはずなのである。
そして無事にことが済めば、ペレットは彼女を迎えに行って――否、外出を禁止されてしまったので、彼女にはペレットのナビゲートに従って自力で来てもらうしかないのだが――彼女にも、戦争屋陣営の1人になってもらいたいと考えている。
ただし彼女の衣装は白装束だ。ペレットのように元々戦争屋と交流があったわけでもないので、無断で呼び出してはきっと攻撃されてしまう。だから、フィオネの許可は事前に取っておかなければならない。
それに攻撃されなくても、敵だった人物を無断で仲間に引き入れるのは、ペレットとフィオネの間の人間関係に決定的な亀裂が入る行為になり得る。
正直なところ、戻ってきた手前、要求を重ねるのは少し苦しいのだが――ここは恥を忍ぶしかない。目を逸らしたい気持ちを殺し、ぐっと彼の目を見据える。
しかし、
「こちらへ呼んでも、構いませんか」
「……別に、1人2人なら構わないけれど、信用は出来ないわ。だから、ノエルに一時的な『洗脳』をさせる。それでも良いなら、呼んだらいいんじゃないかしら」
ペレットの覚悟とは裏腹に、フィオネは存外なんともないような態度で、少年の要求を受け入れた。
「――!! い……いんですか?」
「条件を受け入れるならね。疑わしい部分はあるけど、手数が増えるのはアタシとしても喜ばしいことよ。今であれば尚更……なぁに? 間抜けな顔してるわね」
「え、あ、いえ……わかりました。重ねて、ありがとうございます」
呆気に取られた表情のまま、頭を下げるペレット。身体が上手く動かないのでベッドの上に座ったままだが、感謝の念は最大限に込めた。
すると、フィオネは壁から背を離して、
「言い忘れてたことがあったわ。――おかえりなさい、ペレット」
「……!」
その言葉は、ひどくやさしく心に染み入った。
緊張の糸が切れ、肩が自然と下がる。安堵に包まれて、ペレットの唇が震えた。
「――た、だいま」
その、なんでもないありふれた言葉を口にして、ようやくペレットは気づく。
帰ってきたのだ。約2年間、共に過ごしてきた仲間のもとに。
離れていたのはきっと1ヶ月程度、些細な時間だっただろうが、それでも2度と戻れないと覚悟していたことだった。
ここに至る道のりすら、数々の葛藤と犠牲があった。拠点から拠点へ移動するだけでも、死ぬかと思うようなことが何度もあった。
決して綺麗で穏やかな道のりではなかった。身も心もボロボロに汚れている。泥だらけの帰路だった。
でも、帰ってきた。帰ってくることを、許された。
「……っ」
ペレットはうつむいて唇を引き結ぶ。喉の辺りにじわりと熱が宿って、息が震えた。
けれど、今はまだその時じゃない。からっけつになるまで泣くのは、全部が終わってからだ。ペレットは強引に目元を拭って、咳払いをした。
いつセレーネから連絡が来ても、反応できるようにしなければ。それに、まだ礼を言わなければならない相手が沢山いる。
「ジュリさん、リリアさん。俺を助けてくれて、ありがとうございます」
「――あ、あぁ。アタシがペレきゅんを見捨てるわけねーだろ」
「……まぁ、貴方の処分を決める前に死なれたら困りますからね……と、言おうと思いましたが、今回は私情が入っていたことは否めません。ぜひとも感謝してください。私はもちろん、治療に協力された方全員に」
少し具合が悪そうな顔で、無理やり笑みを作るリリア。
相反して、通常通りに見える横柄なジュリオット。
リリアの方は、フラムが死んだことが相当精神に来ているのだろう。今声をかけるのは逆に間違いだっただろうか。考えていると、リリアは『ちょっと、悪い』と断って部屋を出ていった。パタン、と扉が閉まる。
「……俺からもなんか一言いる?」
「無理しなくていいっスよ、ギルさん。アンタそういうの得意じゃないでしょう」
「よくわかってんな。マジで無理、思いつかねェ」
椅子に深くもたれかかって天井を仰ぎ、顔を両手で覆うギル。
彼がこういった状況で何かを言える人間ではないのは知っているし、無理をしてデレられても気持ちが悪いだけだ。丁寧に遠慮して、お互い心の安寧を保つ。
そして、
「あの、えっと……」
顔を合わせた記憶がほぼないからだろう。唯一、ペレットを疑わしい目で見続けているノエルに、話しかけようとしたその時だった。
ペレットの無線機が、あまり聞き馴染みのないタイプのノイズ音を立てた。
「――!」
だが、制作者であるペレットは、それが何を意味する音なのかを知っていた。
「……セレーネさん?」
嫌な予感がして、少女の名前を呟くペレット。
それは、通信の合図ではなく――録音された声が、届いた合図だった。
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