隣人AI(りんじんあい)

羽鷺 彼方

第1話 

 昼間が過ぎた炎天下、日差しが照りつける公園の中で、着信音を鳴らすスマホを手に取った。

「・・・・もしもし」

『もしもし悠真?ちょっと頼みたいことがあるんだけど・・・・』

電話の相手は、俺の姉である。巻月美空まきづきみそらからのものだ。

『明日空いてる?ちょっと仕事代わってくれないかしら』

「そんなのロイドに任せればいいじゃん」

「・・・また仕事クビになったの?」

「うっさい」

 アンドロイド、通称ロイドと呼ばれる生物的特徴を備えた、機械人類によって世界はそれまで以上の発展を遂げた。

 科学の向上が目覚ましい今の時代、ロイドにも人間同等の人権が与えられ、人類もロイドも互いが希望する職業を選ぶことができるようになった。

 そんなロイドに職業を斡旋するのが美空の仕事である。

 一方の俺はというと、先月から始めていた医療関係の職場に辞表を提出し、何十回と読み返した求人雑誌を握りしめていた。

 「いいか?俺はあの仕事に飽きたから辞めたんだ、クビになったんじゃない。そもそもあそこの責任者が」

俺の言葉に美空が重いため息をついた。

『はいはい、分かってるって。『なんとなくでやってるから腹が立つ』でしょ?でもそれだったら無理に働かなくても毎月の助成金を使って好きなことして生きていけばいいじゃない」

 美空の言ってることはもっともだ、アンドロイドが生まれたことによってそれまであった経済格差はなくなり、毎月数十万の金が全国民に支給される。そのおかげで仕事をなくしても生きていける訳なのだが。

「・・・・・生きてんなら何か残したいじゃん」

 沈黙が続いた。特に夢もなく高校を卒業した自分に意味を見出したかった。

 しかし何かしなくてはと思い、挑戦したすべてのことが長続きしたことは一度も無い。

 夢を持って仕事をするという事はあまりにも贅沢なものなのだろうか・・・。

 しばらくして美空のため息から再び話が動いた。

「なら、私の仕事手伝って。これは、あんたの次の仕事にも繋がることだから」

「・・・・やりがいは?」

「自分で見出しなさい」

「はぁ~い」

 朝の9時半、区役所付近にある公園である人物と待ち合わせ。とんとん拍子で進んだ話だが、どうせこれを受けなければ明日も散歩しついでの公園にくるだけだろう。何より、次の仕事にも繋がるというのに強く惹きつけられた。姉の担当はアンドロイドだが、俺にも斡旋できるのだろうか?





 騙された。いつもは遅れてくる美空が珍しく時間より早くきたと思ったら、書類整理でも力仕事でもなく、これから来るアンドロイドの職業斡旋をしろって・・・それがお前の仕事だろうが!!!何があんたは人付き合いが良いから大丈夫って!!素人に任せんな!!

 職務放棄した姉の言い分では、他の同僚では手に余るのであんたの方がうまくいくだろうというものだった。何を根拠にそんなこと・・・・。

ふっとため息を吐き腕時計に目を向ける。

 朝9時半、この時間でも夏は暑い。スーツに身を包みながら公園のど真ん中で思いの丈をつらつらと愚痴る自分の姿は傍目にはどう見えているだろうか。

 とにかく引き受けた以上、中途半端な仕事をするわけにはいかない。アンドロイドがどういった目的で仕事を望むのかは知らないが、この資料に書かれた場所を回れば・・・

「巻月美空さんですか?」

来た。

声をかけて来た方へ顔を向ける。

そこにいた子は、白いトップスに黒のロングスカートを身につけ。150ぐらいの身長で、アンドロイド特有の緑っぽい目でこちらを凝視していた。

「巻月美空さんですか?」

「いや、俺は弟の巻月悠真《まきづきゆうま

》だ。今回は姉の代理で済まないがよろしく頼む」

「了解しました。対象、巻月悠真様。今回のご見学、是非ともよろしくお願い致します」

「・・・・嘘だろ?」



電話越しから聞こえる喧騒に混じって美空が答えた。

『言ってなかったっけ?その子、ほかのロイドみたいに感情が根づいてないみたいで全部機械的なのよ』

「じゃあ尚更お前がやんなくちゃいけない仕事だろうが‼︎何考えてんだ‼︎」

『急に大声出さないでよ・・・大丈夫、職業紹介程度ならバイトの子でもできる仕事だし。それにその子自体が望んでるんじゃなくてご家族の方が一度でいいから見てきたら?ぐらいの感覚だから強制してるわけじゃないし』

「だからって・・・」

『それじゃ、わたし仕事に戻るから。後よろしく」

「あっ、ちょ待!」

 ツー、ツー

 制止の声も虚しく、美空との会話はそこで終わった。

 電話するからと距離を置いて話していたため、振り返えるとアンドロイドはジッとこちらを見つめたままだ。

 気まずさはある、だがとりあえず、この居心地の悪い距離感をなんとかしなければ・・・。

「え~っと、名前なんて言ったっけ?」

「アヤカと呼ばれています。稼働してから十八年ほどです」

アヤカの声は非常に落ち着いたもので、一音一音に意識をかけているような機械的な口調だった。

「まじか、俺も十八だ。不安かもしれんが仕事はちゃんとするつもりだから安心してくれ」

「はい、悠真様。どうぞよろしくお願いします」

アヤカは深くお辞儀をしたが、それはマナー本をお手本にしたようなもので、美空の言っていた通り感情が伴っているものとはとても思えなかった。

「ああ、よろしく。・・・こう言ったら悪いけど、感情がないアンドロイドって初めて会ったから勝手がわからなくて、こういうことやりたいとかこれが苦手とかあったら遠慮なく言って欲しい」

「感情がないと分かって、好き嫌いを質問なさるのですか?」

 そこを質問されると冷静になってしまうからやめてほしい。

「えぇ~っと。そうだな、これから見る仕事でこれがやりたいとかはあるか?」

「いえ、私が特別何かをしたいといったものはございませんので、悠真様が選んで頂けたらと」

「そうか・・・じゃあ今回は美空があらかじめ準備した所に行ってもらうから何かあったら言ってくれ」

「はい、ありがとうございます」

 頭痛くなってきた・・・・。




 本来アンドロイドは生まれた時から感情が備わっているものだが、ごく稀に感情を伴わないまま生まれて来る者もいるらしい。機械人類が生まれて数年経った今もそれの解決方法はわかってはいない。

 だからと言って一生という訳ではなく、大抵の場合は時間が解決してくれるものだが、18年経ってもその傾向がないというのはレアケース中のレアケースだ。

 やりづらさはあるものの、手がかからないのはいいことかもしれない。そのため最初の見学にも予定通りの時間で着けた。

 ん?ここって・・・

 開いたドアがベルの音を鳴らし、白と黒のウェイター衣装の若い男性がこちらに振り向いた。

「いらっしゃいま・・・お、悠真君じゃないか元気してたかい?」

「先生のお店でしたか。その節はお世話になりました」

「悠真様、先生とはいったい?」

「先生は俺の学校の先生だった人だ」

「もう飽きちゃったから、今はこうしてカフェを営んでいるんだけどね。よかったら飲んでいくかい?」

「いえ、今は仕事中なのでまたの機会に。それよりも今日は彼女の職業体験をお願いしたいのですが」

「あぁ、美空ちゃんのやつね。話は聞いてるよ、待ってて今準備するから」



 先生はコーヒー器具一式をアヤカの前に置くと、軽く手を叩いた。

「それじゃ、今回はあらかじめ焙煎は済ませてあるから、アヤカちゃんにはミルで豆を挽いてから、蒸らしと抽出をやってもらうね」

「はい、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」

「おぉ~、まさか教師やめてからその言葉を聞くことになるとは・・・」

その言葉を反芻するように何度も頷く先生に構わずアヤカが尋ねた。

「それでまず何から致しましょう」

「あぁ、じゃあこのミルにコーヒー豆を入れて、ゆっくりとハンドルを回してね」

「ゆっくりと・・・」

アヤカは意外にも手馴れた様子でミルのレバーを回していた。その様子に俺と先生は思わず感嘆の声が漏れた。

「こんな感じでしょうか?」

「いいねぇ~様になってるよ~、じゃあ次やってみようか」



蒸らす行程を終え、抽出されたフレンチプレス内のコーヒーをアヤカはジッと見つめていた。

「これがコーヒー・・・すごく黒いですね」

今まで機会がなかったのか、アヤカは時々鼻をヒクヒクと動かし香りを嗅いでいるようだった。

「お疲れ~、アヤカちゃんミルクと砂糖いる?」

「・・・・ミルク?何のことですか?」

「あれ?悠真君、アンドロイドって食べ物NGだったけ?」

「いえ、これは状況を飲み込めてないだけかと」

「あぁ~・・・・・そうだ!」

 先生は何かを思い出した様に手を叩くと、冷蔵庫の中から一切れのチョコケーキをアヤカの前に差し出した。

「これはね、今回アヤカちゃんが作ってくれたからそのお礼」

「お礼・・・ですか?」

「そう、是非とも飲んで欲しいな」

 先生はアヤカの目の前でコーヒーを注ぎ、それを彼女のそばに置いた。

 少したじろいだ様子でアヤカがこちら見るので頷いてやると、ゆっくりとした様子でカップを口元に近づけた。

「どう⁉︎美味しい⁉︎」

「先生、アヤカまだ飲んでません」

 アヤカは大事そうにマグカップを手で抱えながら、ふぅ・・と息を吐いた。

「美味しい・・・」

 その言葉を聞いた瞬間、俺と先生はこみ上げて来た衝動に任せ無意識にハイタッチをしていた。




 先生は前のめりになって、アヤカに向けて目を輝かせていた。

「どうだったアヤカちゃん、ここで働きたくなった?ここは良いよぉ~滅多にお客さん来ないから好きな時に休んで良いし」

・・・・ちょっとこの人の下で働かせるべきかと考えてしまったが、あくまでそれはアヤカが決めることだ。

「どうだアヤカ、ここで働きたくなったか?」

 私が聞くと、アヤカはすぐに返事を返した。

「問題ありません、ここで働かせてください」

「・・・・・・・ダメかぁ」

「ダメっぽいねぇ・・・・」

ため息をついた私と先生にアヤカが不思議そうに尋ねた。

「悠真様、ダメとはいったい何の」

 アヤカからしたら私と先生が言ったダメとは、何に対してなのか、それも分からないだろう。しかしそれはなるべくなら自分で見つけて欲しいところなのだが・・・。

「・・・・・先生、これ言っていいと思いますか?」

「う~ん・・・もうちょっと頑張ってみれば?」

「・・・・わかりました。」

 重い溜息が、意図せず口から漏れた。私はアヤカがコーヒーを飲み終わったタイミングを見計らい、彼女に立ち上がるように促した。

「アヤカ、次の場所に行くぞ。忘れもんとかないな?」

 彼女は小さく頷いた。

「先生、今日はありがとうございました」

「うん、また遊びにきてね~」

私がお辞儀をするとアヤカもそれを真似するようにお辞儀をし、コーヒーの香りを残した先生の店を後にした。


〜〜〜〜〜〜




「こことかどうだ?プログラミングとかが好きな人間とロイドが仕事してるからすぐに馴染めると思うし」

「問題ありません、ここにいたします」



「・・・・ここはあんまオススメしねぇな、危険だし何より壊れても誰も助けてくれない・・どうする、

やるか?」

「はい、問題ありません。ここで働けます」




〜〜〜〜〜〜



ため息をつきながら広場の自動販売機にもたれかかる。結局あの後もいろんな所を回ったが、これと言った決定打にはならなかった。

「どうしたものか・・・・」

「あの、なぜ今までのお仕事はお断りされたのでしょうか?」

アヤカが私に尋ねてきた、その素ぶりには僅かばかりだが戸惑いのようなものがあったので、思い切って話すことにした。

「今までのところ・・・アヤカは働いてみたいと思ったか?それとも働くのに支障が無いって考えたか?」

「それは・・・・」

 アヤカが処理落ちした機械の黙り込んでしまった。少し意地悪な質問だっただろうか・・・・。

 しかし仕事の斡旋をするっと言った以上、彼女自身が初めてがやりたいと思わないことには例え信頼できる場所でも預けるわけにはいかないと思っている。

にしても今日は暑い・・・。最高気温更新のニュースを毎年聞いているせいか人間はそのうちマグマにも耐えられるようになってくのではと考えてしまったが、暑さにやられたせいだと思いたい。

 自販機に千円札を入れたとき、俺の頭にはある疑問がよぎった。

・・・・ロイドも夏バテってあるのだろうか?

 ロイドの体について俺は何も知らない。

 聞こうと思ったアヤカも、まだ先ほどの問いに頭を悩ませているようで、答えそうにな

い。





 いたずら半分の俺はアヤカの頬に、冷えた麦茶のペットボトルを当てた。

「・・・これは?」

「飲めるんだろ?、今日は暑いから飲んどけ」

「・・・・ありがとうございます」

 俺とアヤカは近くのベンチに座り込んだ。今日は何かしらのイベントがあるらしく、夏の暑さが割り増しに熱気を放っており、漠然と目の前に通りかかる人を眺めていた。

「どうして仕事がしたいと思ったんだ?」

 何気ない俺の質問にアヤカはすんなり答えた。

「働きたいと思ったからです」

「どうして?」

「そうしなくてはいけないと思ったからです」

 確かに、それは間違いではない。むしろ前時代ではそれが当たり前の価値観だ。

 その考えを違うと否定できないのに、今までの仕事場を断ったのは、俺のエゴ以外には何もない。

「・・・・・今までのところを断ったのは何も意地悪のつもりじゃない。アヤカは結構そつなくこなすし要領も良い、だからアヤカには何がしたいのかを考えて欲しいんだ」

生きているのなら、何かを残したい。自分にあるそのエゴがあるからこそ、彼女には自分の意思で決めてほしかった・・・。

「何がしたいか・・・・」

 無表情のままペットボトルに口をつけ、ちびちびと勿体なさそうに飲む彼女の姿をぼんやりと眺めた。

 しかしどうしたものか・・・この調子で他の場所に行ったところで、結局は彼女自身の意思がないのなら、それは仕事ではなくただの作業だ。だが戸惑いといった、感情の兆しが見えているのも確かである。・・・・・なにか、彼女の変化に繋がるきっかけがあればいいのだが・・・。

「きっかけなぁ・・・・」

 そう一人で唸っていると、ふと聞こえた大きな歓声につられ、無意識に視線を移った。

 その歓声は舞台に上がったアイドルと呼ばれる女の子達へと向けられたものだった。

 夏の暑さに相まってか、その時の俺の口はその曲調よりも軽くなっていた。

「アヤカって可愛いんだし、あーいうのも合うと思うんだけどね」

「アンドロイドが・・・ですか?」

「そんなの関係ないさ、自分がどうしたくて誰にどう思って欲しいか、案外動機なんてそんなもんだよ」

「・・・・・・・私が舞台に立ったら、貴方は嬉しいですか?」

「はっ?」

 振り返った彼女の表情は先ほどと変わらない無表情のままだ。ただ、どことなくその表情に、迫真めいたものがあるように思えた。

「・・・アヤカは?」

アヤカはしばらく黙り込むとジッとステージに目を見つめていた風だった。

「わかりません。・・・・ですが、初期段階より60%ほど関心が向いているのは事実です」

「・・・・・ちょっと待ってて」

 ポケットにしまったスマホを取り出した。

「あっもしもし、ねぇちゃん?ちょっと頼みたいことあるんだけど・・・」

 意外なことに姉は職業柄様々なところに顔が利く、彼女がアイドルになりたがっていると伝えたらすぐに芸能事務所を紹介し、彼女はそこに所属することとなった。




 一年過ぎた頃、彼女と会う機会が訪れた。

 その頃のアヤカは、連日テレビで見ない日がないほど売れに売れていた。自分のことなどもう覚えていないだろうと思っていたが、彼女は私を見つけると満面の笑みを見せながらこちらに手を振ってきた。

「悠真さんお久しぶりです!私のこと覚えてますか・・・・・?」

「・・・・・」

「悠真さん?」

「びっくりした・・・・・本当にアヤカか?文字通りの鉄仮面だった君が?」

「あ!ひど~い!私だってもう立派な歌って踊れるアイドルですよ!ずっと無表情の訳ないじゃないですか!」

「それはそうだろうけど・・・・」

 確かにテレビやライブ中継などでその笑顔はよく見てはいたのだが。こう目の前で見てみると本当にあの時のアヤカだったのかと、どうしても自分の記憶を疑ってしまう・・。


 私があまりの変化っぷりに驚いていると、彼女は顔を俯かせた。

 「もしかして・・・・お嫌いでしたか?」

「いや、・・・むしろ今の方が可愛いくて、す」

 いや待て、アイドルに勝手に好きとか言ってただで済むはずがない。もし口にすればどこの誰とも知れないファンに、後ろから刺される‼︎

「悠真さん?」

「っっっっごく可愛いと思う!」

 なんということだ咄嗟のこととはいえ、可愛いを二回使ってしまった、自分の語彙力の無さが悔やまれる。

 「あ、ありがとうございます///」

 口籠った言葉を彼女は顔を真っ赤にして、それを見て私もひどく小っ恥ずかしい気分になった。

「なんかすまんな、もっと気の利いたことがいえたらいいんだが・・・・」

「い、いえ・・あの・・その・・」

 歯切れが悪そうにした彼女だったが、顔をハッとさせると、肩にかけたバックから一枚のCDを取り出した。

「よかったらこれ、どうぞ!今度新曲が出るので!」

「・・いいのか?まだ告知もされてないやつだろ、これ」

 その言葉に彼女は少し驚いたようなそぶりを見せたが、小さく笑みを浮かべるとCDを持った私の手を撫でるように重ねた。

「貴方に、一番に伝えたかった、だから渡したかったんです。この曲は貴方がいてくれたおかげで作れたから・・・・私は」

 彼女の言葉を一件の着信音がかき消した。ふくれっ面になりながら彼女が自身に転送されたメールを読み上げると小さくため息をついた。

「すみません、番組の収録があるようでもう行かないと・・・」

「そうか売れっ子だもんな。・・・・ありがとう楽しかったよ」

「えぇ!こちらこそ!」

名残惜しさを噛み締めつつも、笑顔で手を振る彼女に軽く笑みを浮かばせそのあとは真っ直ぐに帰路を辿った。

 家に帰ってから私は、渡されたCDを聴きながら歌詞カードを眺めてた。

 明るい曲調、心地の良いリズムが体を揺らし聴き終わった後も曲を繰り返し再生させ、今日再び出会った彼女を思い浮かべながらじっくりと聴き澄ます。

 希望に溢れる歌だ、だが恋に関する曲のためか、どこか悲しくも取れる。

・・・・・もしアンドロイドの彼女にそう思える誰かができたと思うと、なぜだろう

・・すごく、モヤモヤしてしまう。

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