図書室で

今日もいつも通り退屈な授業を乗り越え、放課後の楽しみ、図書室に向かうことにした。

図書室に向かおうとすると翔太が

「また明日な!」

と言ってくれた。

「うん、また明日」

と返し図書室に向かった。

 

図書室に入ると、誰もいなかったので安心して読み進めていった。

「おっ、高橋くん高橋くん!」

その声で現実に戻される。

「小林さんか、」

関わることはないだろうと思っていた彼女が居た。

「読んだよ!この本!めちゃくちゃ面白くてすぐ読めちゃった!」

「そう、良かった。このシリーズは全部読んだ方がもっと面白いよ。」

勧めた本を褒めてもらえるのは嬉しくてもっと読んで欲しくなってしまった。

「次はどれがいい?こっち?」

「いや、こっちかな。」

「おっけー!読むよ!ここ座っていい?」

「ん、いいよ。」

彼女は真剣に読み始める


静かな時間が流れていく、気が付くとチャイムが鳴っていた。

「小林さん、下校時間。」

「わ!ほんとだ!明日感想言うね!」

「読みきれた?」

「うん!全部読めた。ありがとう」


僕らは帰る支度をした。


 感想か…と思いながら僕は帰った

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