テスト勉強はコント
娘の期末テストの勉強、着々と進んでおります。テスト二週間前になると、勉強計画を担任に提出するそうなんですけれどもね。この計画書がまたひどいんですよ。理科なんて、一度勉強をしたら、一週間はしない予定になっているんですよ~。ねえ、計画書についても指導して欲しいものです。生徒の自主性に任せるってことなのかも知れないけれど、もう少し手をかけて欲しいよう。これじゃだめだぞ! しっかりしろ! って言って欲しい……。
結局、計画書はやり直し。漢字と英語の単語を毎日10個ずつ覚える。それプラス一日二教科の勉強。苦手な社会と理科を交互に、国語、数学英語をローテーションさせるというもの。
漢字と英語の単語は毎日テストです。先日もね。
「コウタクある写真。コウタクって書いてみろ」
「おっけ! コウタクな。米だべ。米!」
(米……だと!?)
「でけた。『米沢』」
「よ、米沢……だと!?」
あーあ。これじゃあ漢字ができないわけだ。昨日も「キョウレツ、書いてみろ」と問題を出すと「キョウレツってなに? どういう意味?」って。自分で調べろよー。本当困ります。
前回は都道府県名が範囲でしたが、今回は県庁所在地! 都道府県もわからない奴です。県庁所在地は難易度高い。
「お前は東北人だ。せめて東北だけは覚えておけ。岩手県の県庁所在地はなんだ?」
「岩手市」
「……宮城県はなんだ」
「えっとー。宮城市」
(くそー。なんて馬鹿なんだ)
「じゃあ、近くの新潟県はなんだ?」
「えー。なんだろう?」
「新潟市だよ」
「えー、新潟市なんてあるの?」
(なんでそこは疑うんだーー!)
毎日22時まで、このコントみたいな会話が続く。
英語の塾でも、次回からディベートの練習が始まるようで、次回までに「コーラとお茶、どっちが好きか考えてきて」との宿題が。その帰り道、さっそく娘から「ディベートってなに?」って質問が。
こうでこうで、ああでと説明をしてもよく理解していなさそうだったのでたとえ話で説明。
「賛成派と反対派に分かれて話をする。まあ、ちょっと違うかも知れないけれど、ヲタク仲間と推しの良し悪しについて意見を戦わせるってことだ」
「お、ちょ、待て」
「なんだよ」
「オラの推しのよさを他人に理解されてしまったら、好きになられちゃうじゃないか。そんなことはしない。オラの推しは、オラだけの推しでいいのだ」
なーんでどや顔で言うんだよー。尋ねられたから答えたのに。もう、この人と話をしていると疲れます。
昨日は、そんな長女に対して、次女がマジ切れです。食器を洗っていると、次女がやってきて、本気で怒りながら訴えます。
「ネネがうるさい! ネネはすぐに歌って踊って、本当に、もう! もう! もう! 頭おかしいと思う。病院に連れ行って、お母さん!!」
あーあ。困ったお姉ちゃんですね。妹にも愛想つかされました。大丈夫かなあ。この人。今回は少しはマシな成績をとってきてもらいたいところです。
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