はじめての中間テスト


 昨日はカタカナの名前エッセイにお付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。カタカナの名前、苦手なのが私だけじゃないってことがわかって、心強かったです!

 

 気を取り直して執筆をば……と思っているところですが、長女の生まれて初めての中間テストが明日に迫っているんですよ。世の中の中学生を持つ親御さんたちの気持ち、本当に痛いくらいにわかります。

 

 本人は「やってるよー」って言いますが、本当に勉強しているんだか。昨日の朝から、「朝早く起きてやろう」なんて言い出したのはいいんですが、それがまた大騒ぎです。


 自分で4時半に目覚ましをセットした彼女。一人で起き出して勉強をし始めたのはいいものの、寂しいんでしょうね。5時頃になったら、私の枕元にやってきて「お母さん、私、やっているよ」って言うんです。おいいい、起こすなよ。こっちは眠いんだぞ!


 前の日に夜更ししての4時半起きをしたもので、昨日の夕方は「眠い、眠い」と連呼。今日は早く寝てまた明日頑張りなさい、ということになり、昨日は8時半に就寝。


 ……で、ここまではいい。ここまではよかったんですが。今朝です。4時半に目覚ましが鳴ります。ところが、まったくもって起きる気配がない。結局は私が目覚ましを止めて「おい、起きろ」と声を掛けますと、渋々置き出します。


「カーテン開けてね」

「大丈夫」

 ——本当かよ。真っ暗だぞ。


 そう思いながらもね、こっちも眠いんです。二日も続けて早く起こされているんです。さあもう少し寝ようと布団に戻ってひと眠り。いつも起きる時間である5時40分に目覚ましが鳴ったので、私も置きます。で、居間に行ってみると……寝ているじゃないか!


 毛布にくるまってぐうぐう寝ているんですよ。おおおおおい! お前はなんのために早寝しているんだよおお! ってなるわけです。蹴り飛ばしたくなりますね。


「テスト舐めるんじゃねえぞ。後で泣くのは自分自身だからな」って言いたくなります。朝からブチギレですよ。本当に。しかも「予想問題もらったんだけど、これテストに出るかな?」なんて聞いてくるんですよ。「予想問題の意味わかります?」みたいな。質問に質問で返したくなっちゃいますよ。本当に。


「順位、半分より上にいなかったら、漫画没収な」

「えー!?」


 上位に行って欲しいのは親の願いですが、高望みはいけません。人並より少し上にはいて欲しい。そんなにハードル高いと思わないんだけど。どうなんでしょう?


 勉強代わりにしてやりたいくらい。そしてこれが受験となったら、もっとヤキモキしちゃいますね~。ああ大丈夫かしら? 部活が休みなもので、近所のヲタク友達と推しの話で盛り上がりながら帰って来るとのこと。それはいい。わかった。だけど、なんとか勉強してくれ。舐めちゃいかんぞ。


 朝の登校仲間に男子まで加わっちゃってね。今時の中学生って、そういうの気にしないんですね。私たちの頃なんて、中学生になったら、途端に思春期になっちゃって。男子と話をするなんて、すっごく緊張して恥ずかしい。少しでも話をしていたら、「あの子たち、付き合っているんでしょう」みたいな噂が流れちゃうような時代です。


 今は男子も女子も入り乱れていて、いい時代ですね~。とか言っている場合ではない。早くテスト終わってくれ。おかあちゃんのからだが耐えられない~!


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