毘沙門天様と病気


 連休があっという間に終わってしまいましたが、今日はお休みをもらっています。本当は月初めに休むなんて言語道断なんですけれども……。1か月前から腹痛に悩まされていたものが、全然治らないんです。なので、今日は病院に行くことにしました。


 最初は、いろいろなストレスによる腸の痛みだったんです。ところが、この連休中、痛みがちょっと違うんですよ。尾てい骨の奥が痛い。なんだかお腹の中が重苦しくてね、まるで妊娠後期。出産間近の頃に感じたあの重さ(出産経験の方はお分かりになられますかね)なんです。


 これはね、腸壁になんらかの異物があって圧迫しているか、もしくは子宮になにかの病変があって、腸を圧迫しているパターン。最悪であればガン!? まだ軽いのは子宮筋腫か子宮内膜症でしょう。そう思いました。


 それにしても痛いんですよね。座っていたもずっと圧迫されているみたいに痛い。食事をしたり、トイレに行きたくなったりすると痛い。もうこれは限界だ。もう最悪のことも想定しながら、病院に行くことにしました。


 総合病院に行くかどうか悩みましたが、結局は二人を出産した産婦人科へ。結果は案の定に「子宮内膜症、もしくは子宮線筋症」だそうです。あー、ガンではなかっただけ救いです。


 とりあえず、治療法をいくつか説明されて、一つは若くないから使えませんと言われました。オーマイガー。若くないとダメだってよ。ピル療法は血栓ができるので、年齢が高くなるほど使えないそうです。なので仕方なしに黄体ホルモンを使った治療法をお願いしました。


 この治療は月経がはじまった時からスタートとのこと。次の月経はまだ先です。それまではどうするんですか? と質問してみたところ、先生からは「うーん。痛み止め飲んで頑張れ!」と励まされました。せっかく診てもらったというのにね。痛いのはしばらく続きそうです。


 それから、ガン化のモニタリングをするために、定期的に腫瘍マーカーを見てもらうことにしました。もう40も過ぎると色々な病気が襲ってくるものです。私の周囲も、いろいろと嫌な話を耳にするようになりました。致し方ないと思っています。40年も稼働しているんですよ。電化製品だったら、化石でしょう? 一病息災ですね。ちゃんと病院に通って健康管理をしていきたいと思います。


 連休前半には、寅年に御開帳される毘沙門天を参拝してきました。いやあ、かっこいいですね。私、仏像が大好きで。成り立ちがどうとか、誰作だとか、そういうのはどうでもよくて、ともかく眺めているのが好きなんです。


 好きなものを詳しく語るって言うのもヲタクの醍醐味なんですが、私の場合、感覚で生きているので、細かいことは気にしないんです。ともかく、好きに理由はない! って感じのタイプなもので。仏像も、「これはこうだから、こうで好き」とかない。インスピレーションで「これ好き!」ってだけの話です。


 一番好きな仏像は葛井寺の千手観音。あの手ね。あの手を眺めていると、多分。何日でも見ていられます。なに持っているんだろう? って。骸骨持っていますよね。石鹸みたいなものあるでしょう? あれ、なんなんだろうって。縄もってね、おりゃおりゃーって振り回す。「ちゃんと風呂入れよ!」って言われているみたい。妄想が膨らみます。面白い。


 今回の毘沙門天様は、県内のお寺です。とはいえ、ちょっと足を延ばさないとね。寒い中、並ぶこと30分くらい。やっと対面できた毘沙門天様は、水晶玉の瞳を持つ凛々しいイケメンくんでしたー。後ろに誰もいないなら、一日中眺めていたいくらいですけど、致し方ないですね。御開帳って奴は、長蛇の列ですからね。


 社の屋根の下には、木彫りの禿たおっさんが屋根を支えていましたよ。あの人、誰なんだろう?(私の知識はこんなもんです笑)


 十二年に一度の御朱印もいただいて、それはそれは幸せな一日でした。付き合わされた二女はたまったもんじゃないらしく「つまらない」の連発でしたけどね。


 そんな感じで私の連休は毘沙門天と、病気発覚で終了ーです。みなさんは連休お楽しみでしたか? ぱふぱふ。31のドラクエアイス、早く食べたいです♡


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