親だってお祝いされたい。


 昨日は長女の卒業式でした。前日、雪が降ったおかげで、寒い寒い式でした。


 入学式って、そう思うことが少ないんだけれど、卒業式というのは、在籍していた間のことが走馬灯のようにぐるぐる巡って、親は感動してしまいますよね。なんかこのご時世じゃないですか。ウクライナの件もあるし、「国」というものを考えさせられることが多いせいか、国家清聴の時、なんだか今までになく、じんと来ました。ああ、私って日本の国民なんだなーって。大人になってから、こういった式に参列するのは、また違った気持ちになるものですね。


 当事者である娘はというと、「別に~」って感じ。小学校からの持ちあがりですし、そして部活も吹奏楽をやるって、仲間と決めているもので、あまり環境の変化がない分、中学生になるということが、身構えるほどのことでもないみたいです。今日も普通に学校に行きました。新型コロナウイルス感染症の影響で、4月になっても学校に行く予定。いつまでが小学生で、いつからが中学生なんだかもわからない状況です。


 式終了後、吹部の子たちで写真を撮ろうって、息巻いている親たちをよそに、子ども達は「早く帰りたい」「腹減った」「写真は生気を吸い取られるからヤダ」とか言って、なかなか写真を撮らせてくれないんですよね。生気吸い取られるとか、真ん中の子は早死にするとか、今時の小学生にもそんなネタが横行しているんですね。面白いです。


 夜には、吹部のグループラインに、一年間の思い出の写真と、卒業式の写真が編集された、動画も送られてきて。これが一番感動的でした。減ったクソな自分たちの演奏がバックに流れていてね、娘、大笑いしていましたけど。


 それにしても子の成長は嬉しい。それと同時に、感動しているのは、自分に対する「よくやってきたよ。お前、頑張ったぞ」って気持ちなんじゃないかなって思います。親って大変ですよね。自分はなにもしてもらわずに成長しましたー! みたいなところが誰しもあるんですが、親になってみるとその苦労がよくわかるって話ですよね。


 なにはともあれ一区切りです。とりあえず自分にお疲れ様をしてやらないと。子どもにはお祝いもらうけど、親には誰もお祝いくれないもんね。なにか好きなの買おうかな~って思います。


 それよりなにより。今年のKACは厳しいですね。なんとか完走したい! 完走できれば、3000円換金できそうです。なんとか最後まで頑張ります。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る