妄想は二次元なのか? 三次元なのか?


 なんだかうっかりするとエッセイも書きそびれる今日この頃です。ルビー大賞の作品。五万文字くらい書きました。ルビー大賞先輩(葛西さん、ありがとうございます)のアドバイスによると、やっぱり誰かに下読みしてもらったほうがいいとのこと。十万文字を超える作品を下読みしてもらうだなんて、そんなん頼める人いませんね。地道にコツコツ書くのか。それとも、カクヨム公開作品だけは、未発表とみなしてくれるようなので、カクヨムで早めに公開していったほうがいいのか思案中でした。


 ところで。突然ですが!

 作品を想像する時って、二次元と三次元、どちら派でしょうか?


 私は断然、二次元派。元々漫画やアニメで生きてきて、漫画も描いていたくらいなので、みなさんの作品を読んだ時も、一番に思い描くのが二次元調の世界なんです。自分の作品も然り。おじさん探偵団も、田舎犬都会猫シリーズも、音楽ホールも全部、頭の中は二次元調で物語が展開しています。

 

 先日、職場のアニメ仲間の後輩と話していた時に、「アニメや漫画の実写化問題」について話をしたんです。彼女曰く「実写化は一番許されないと思うんですよねー。イメージぶち壊しになることが多い。絶対無理ー」って。実は、私もほぼ9割は同感。いや、ばっちりイメージ通り(私の勝手な希望)の配役をしてくれるならいいんですよ。しかし残念なことに、ほぼ9割がた落胆することが多い。歴代の実写化で、唯一、受け入れられたのは「のだめカンタービレ」くらいでしょうか。あれは音楽がテーマなもので、紙媒体だと想像でしかない「音」を映像でもらった! って感じでした。千秋さまも、のだめちゃんも私の好み通りの配役だったですしね。


 最近入ってきた新人ちゃんも、アニメ、漫画大好きだって言うから、仲間だーって喜んでいたんですけれども、彼女が「嵐、好きなんですよー」って話をし出したら、そのアニメ仲間の後輩の温度がみるみる下がる、下がる。そして一言。「両刀使いか。ちぇ」って。二次元推しは、三次元がなかなか受け入れがたいという気持ち、なんかわかっちゃうんですよね~。ヲタクって一言でくくられることがあるんですが、ヲタクの中でも、色々な派閥があるっていうこと。


 ちなみに、私の妹は三次元派。ヲタクの根っこの部分は理解し合えるんですが、細かい話になると、全然、合いません。だからと言って、相手の好きを否定するつもりもない。お互いを尊重し合いながら、お互い干渉をしないという距離感を保つ。ヲタクのルールですね。


 これはいわゆる好みってやつなので、あくまでも私のことって話なんですけれども。なんだかおもしろいなあって思います。実在の俳優さんたちを想像して書かれている方もいるんでしょうし。私みたいに二次元調で想像している方もいるのでしょうし。二次元調で書いている私の作品を、三次元調で想像してくださっている方もいるのでしょう。これは興味深いですね。


 あー。一つの作品を書いていると、浮気をしたくなるのが私の悪いクセ。戦うイケメンも書いてみたい気持ちになっています。年度末になってきて仕事も忙しいというのに。試験前の学生か! 心のリハビリなんて言っている場合ではなくなってきて、強制的に書く。ともかく書く。書く書く書くの状況になっています。それでも書くことが止められないんだから。極限までならない程度に書いていきたいと思います~。





 

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